”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

北海道登山バム総括

2006年07月20日 | bum
早起きの癖がついてしまい5時に目が醒めた。今日は10時出頭なので再度一眠りした。今月は今までに2日間だけ家に居り、17日間は遊びほうけていたのだ、これからしばらくは家事に勤しむ事とします。庭の芝生もだいぶ伸びてるし・・先ず芝刈りからか。

ハローワークには9時半に出発し2時間後に戻ってきた、たった2時間の為にアタフタ帰ってきたのだ。これがなかったら後3日ほどの時間と追加1万円で全山踏破出来たろうに、でも次への楽しみとして2座(大雪山、トムラウシ)残しておいたのも良かったかも。百名山制覇まで残り72座、まだまだゴールは遠い。踏破山日本地図はフリーソフト「Mezase」使用。


■走行ルート
大まか下記の通り、最短距離をぐるりと走った、道内での走行は1,900km程度。危険な夜間走行は極力避け、早立ちし、下山後明るい内に次の山の近くに移動した。夜景見て走ってもつまらないし・・・移動は極めて快適で全く苦に成らなかった。北海道では、走ってると自然と鼻歌が出てきてしまいます。



■山について
ヒグマ対策の鈴を現地調達する積りだったが・・何処にも売っておらず、結局鈴なしのままバムを終えてしまった。百名山は登山者が多く、前後でチリンチリンとやってくれてるので、その必要も無かった、羅臼の登山口に有る木下小屋では、1日1000円で熊撃退スプレーのレンタル有り。と書いてたが不要と判断し、借りなかった。熊のほうで避けてくれているようだ。どの山でも今シーズンの熊目撃情報は出ていなかった。

・シリベシ:記念すべき北海道初登頂の山、緊張したが、山頂からの雲海が綺麗だった。
・ホロシリ:何かにつけ、登り応えの有る山だった。ここを踏破した事で少し自信が付いた。
・オアカン:山頂の烈風雨、濃霧には参った。視界も何も無し。ほうほうの体で逃げ帰った。
・シャリ:里からの端正な姿が印象的、滝も綺麗だった、熊見峠経由の下山道からの展望良好。
・ラウス:山頂と直下の岩峰は圧巻だった、高山植物多し、ここでも雨に降られた。
・リシリ:天候に恵まれ、計画通り登頂出来たのは本当に幸運だったとしか言いようが無い。
・トカチ:阿蘇高岳を思わせる若い山、悪天の前に登り抜けたのも全く幸運だった。

■温泉
あくまで登山の汗流し目的で山の近くの湯に入った。幌尻山荘泊まりの日と、利尻島のトイレ泊の時以外は毎晩温泉に入り、ビールで乾杯した。温泉巡り目的ならもっともっと面白い湯が一杯有るようだ。今回の中で「良かった!」と思うのはやはり、無料露天の「羅臼熊の湯」と「岩尾別温泉」だ、何れも知床に有った。然し露天での大敵はブヨだ、野趣味有る露天ほど奴らの密度が高い、裸では防備のやりようが無く、いかんともし難い。私もだいぶやられた。ブヨかダニが解らないが、バム終了時点で点検したら左足7箇所、右足8箇所、腕6箇所噛まれた跡有った、虫除けローション頻繁に塗っててこれだから、かなりの虫密度だったのだろう。

1.ニセコ比羅夫温泉
2.むかわ温泉
3.沙流川温泉
4.阿寒温泉まりも湯
5.摩周温泉泉の湯
6.羅臼温泉熊の湯露天
7.きよさと温泉
8.岩尾別温泉露天
9.かみゆうべつ温泉
10.利尻富士温泉
11.白金温泉
12・吹上温泉

■経費
資金38,000+20,000=58,000 自宅に戻った時の残金=8,000 丁度5万使用だった。往復フェリー代が52,630なので総計10万そこそこの旅だった。利尻岳一つに16万も使ってる人の事を考えると1.4万/1山 というコストパフォーマンスの良さだった。

■まとめ
出発前は不安だらけで、どうなる事かと思い悩んでいたが・・バムサンバーでの旅は極めて快適だった。快食・快眠で体調も良好、出発前の体調不良も何処へやら行ってしまっていた。いつも自宅で使っている枕と寝袋使用で、車で寝てる事を忘れるくらいだった。7月は何かと予定が詰って居り、北海道行きは無理か・・と逡巡していたが、9日の幌尻山荘予約が取れた時点で「何が有っても行くぞ!」と決意したのが良かった。

自宅のトイレにぶら下がってる月めくりカレンダーの標語を何気なく見たら「実行の決意が鈍いと次々にやれない事情が起きてくる」と書いてあった。うむ・・その通りだなあ・・・誰の言葉か知らないが、なかなかいい事書いてるな~と感心した。
コメント
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