”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

9日目:羅臼岳 1,661m

2006年07月14日 | bum
ビジターセンターには夜3台ほど車が入ってきた。ここは夜間照明もなく真っ暗だった、窓少し開けたら本土の2倍は有るえらくでかい蚊が入ってきたので電池式蚊取りを使った。広い所なので蚊まで大きいのか。朝トイレ捜してたら大きな鹿がセンター敷地内をウロウロしていた。北海道では至る所で北キツネ、鹿、リスを見かける。昨日の斜里岳の山頂でもリスがチョロチョロしていた。朝食後5時頃から登山口岩尾別温泉に移動する、20分ほどで着いた。ホテルの駐車場はガラガラだが、そこには停めれないのでバス停周辺の空き地を見つけ停めた、軽は小さいので狭い所にも停めれて便利だ。道路の路肩を含めて登山者の車は30台は有っただろうか?まあ百名山は何処に行っても全国の車が停まっている。

                    <<登山口に車停める>>


              <<ホテルの後ろに有る木下小屋横から登山開始>>


5時40分登山開始。最初は高曇だったが途中から晴れてきた、銀冷水を越え大沢に辿り着いた、標高は1000mそこそこだが、さすが北海道、沢には厚い雪渓が有りヒンヤリとした風が吹き降ろしていた、キックステップで30分程の登りだ、アイゼン付けたりピッケル使ってる人も居た。終点間際は結構傾斜がきつかった。

                <<雪渓を見下ろす、真下に知床5湖が見える>>


天候が回復し、これはラッキーと思ってたら山頂に着いた9時40分には又雲がかかってしまった。

                 <<羅臼平から羅臼岳を望む>>



                 <<こんな看板が有ったけど熊に逢わず>>


下山開始直後からは雨が降り出した。かなりの雨足だったので、持ってきたポンチョ被った。2時間半で下山。今日も汗だく駐車場の隅に「露天風呂入り口」の看板が有ったのでタオルもって行ったらおじさんがここは混浴みたいで・・・とモジモジしている。料金は何処で払うのですか?と聞いたら、ここは無料らしい、との返事だった。これは有りがたい。橋渡ってかまわず行って見ると色白美人のカップルが1番上の露天に入ってた、おじさんはこれ見て行けなかったようだ。ここの露天は棚田みたいに3段円形の浴槽が繋がっている、私は遠慮して1番下の浴槽に入って先客に湯加減はどう?と聞いたら熱い・・との事、3段目は適温だったので伝えた。女性が立ち上がったので見てたらお腹が大きい、何時生まれるの?と聞いたら9月末です。短パンはいて、ブラしてたがまあこんな事も有るのですね。混浴露天は初体験でした。

                  <<岩尾別温泉露天風呂>>


昨日の「羅臼温泉:熊の湯」といい、知床には無料の露天が有りなかなかいい所だ。昨日泊まったビジターセンター駐車場まで戻ったら、なんと車一杯、シャトルバスもドンドン入ってきている。知床への観光客は大変多いようだ。駐車場の隅で昼食食べ、今後の計画を検討した。目的の5座終えたので、ここは日本最北端の宗谷岬にでも行きたい、それと昨日の彼の利尻岳は良かった。もあり、とりあえず稚内まで北上することにした。ここで観光するか利尻に渡るかは、行ってから考える事にする。となればドンドン北上だ。網走の先サロマ湖の先の湧別町に温泉着きの道の駅「かみゆうべつ温泉チューウリップの湯」に移動した。

                       <<かみゆうべつ温泉>>


この道の駅、広くて綺麗、温泉も綺麗、と言う事無しの場所だった。早速本日2度目の温泉に入った。風呂上りに冷えたビール飲んでゆっくりくつろいだ、広い駐車場に大型のキャンピングカーが沢山停まっている。温泉付きの道の駅はワンボックスジプシーの溜まり場に成っているようだ。今夜はえらく涼しく、短パン半そででは寒い、北海道に来て初めてフリースの上着着た。

コメント
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