■総括
異常気象と言うのか、出発前には足寄で全国最高温度を記録したり、梅雨が無いと言われている今年の北海道は目まぐるしく天気が変化し、一日の間に、曇→晴→雨を繰り返す日が続いた。雨天登山はやらない事にしてたが、朝曇でも晴れる可能性も有るので、決行し、数度濡れながらの登山も有ったが、いずれも小雨程度だった。大雨時は移動もしくは温泉にあてた。結果的に8山に登れた。ニセイカウシュッペと芽室岳にも登り10山としたかったが少し残念だった。しかし怪我も事故も無く楽しく過ごせたので良い旅だった。
■山
1.夕張岳 1,667m・・・長い林道走行、北海道に来たんだなーと実感。けなげで可憐な花々にジンと来た
2.上ホロカメットク山 1,920m・・荒涼とした風景の後、稜線のお花畑に感動
3.石狩岳 1,967m・・・雨後で沢の渡渉はヒヤヒヤ、山中誰にも逢わなかったが、下山地で釣人から魚頂く
4.ウペペサンケ山 1,848m・・ここはやぶ蚊の巣窟。おまけに藪こぎ露濡れで、正に修行の山で有った
5.大雪緑岳 2,019m・・・残雪の大雪、今年の雪解けは例年より一月遅れ、お花畑は雪の下
6.天塩岳 1,557m・・・雄大な前天塩、天塩と周遊、晴れ間も出た充実の山行
7.カムイヌプリ 857m・・・神秘的な摩周湖を霧の切れ間から見るが、カムイヌプリはベールに包まれていた
8.芦別岳 1,726m・・・フィニッシュは最高の天気、花と蝶を愛でながら長い登りを楽む
■チャリンコ
・羅臼港⇔知床峠 36.52km 霧の知床峠から霧雨の中ダウンヒル、快晴の港で日向ぼっこ
・羅臼キャンプ場⇔相泊 57.57km 静かな海岸沿いをのんびり走り、温泉を巡りつつ羅臼に戻る
■湯 ☆:初入湯(16湯)
1・吹上温泉/吹上の湯X5・・・三度目の訪問、ここの人気は相変わらず。涼しくて避暑に最適
2☆十勝岳温泉・・・北海道の最高標高に有る温泉は下界の暑さ知らず。露天からの眺めは最高
3☆幌加温泉/ホロカ温泉・・・宿が2軒だけで鄙び度満点。大好きなジャンルの温泉である
4☆岩間温泉/岩間の湯、恵雪の湯・・これぞ秘湯、開放的な湯船に浸かった後のビールは最高
5・糠平温泉/元祖湯元館の湯・・ちょっと寂れた糠平は、コンビニ、GSも無い静かな温泉地。4連泊もしてしまった
6☆幌加温泉/鹿の谷・・見かけはショボイが温泉は凄い、堂々の4種源泉にはビックリ
7☆大雪高原温泉・・高原リゾートの宿という感じ、清潔で広々。乳白色の湯は湯上りサッパリと清々しい
8☆湯元協和温泉・・天塩に近く貴重な温泉。登山者に優しく、Pでの車泊やトイレ借用にも怏怏
9☆和琴温泉/無料露天X3・・人気の露天で混雑が心配だったが、意外と空いていた、2ヶ月連泊老人と話す
10☆和琴温泉/無名野湯X2・・屈斜路子と一体の絶景野湯。もったいない程の湯がドウドウと湧き出してる
11☆和琴温泉/共同浴場・・屋根脱衣場付きの無料温泉は、湖畔にひっそり佇んでいる
12☆川湯温泉/共同浴場・・大鵬生家の有る町で、酸性泉を薄めず熱交換で冷やすこだわりは素晴らしい
13☆屈斜路湖畔/池の湯・・名の通りまるで池のような露天。藻でヌルヌルしてたが景色は最高
14・屈斜路湖畔/コタン温泉・・名物管理人さんはお元気だった、清潔で雄大おまけに空いていた
15☆屈斜路湖畔/コタン温泉共同浴場・・無料露天のすぐ横に有る。体を洗えて200円と良心的
16☆養老牛温泉/からまつの湯・・川横の混浴秘湯だが、脱衣場完備。多いと聞いてたアブも居なくて快適!
17☆川北温泉/無料露天・・・R244から林道を数キロ、白濁の酸性泉。男女別露天に休憩所まで完備
18・岩尾別温泉/三段の湯・・ホテルのすぐ下だが、ロケーションは最高。空いてる時に行くのが良いだろう
19☆岩尾別温泉/滝見の湯・・前回見落としてた露天を新発見、やっぱ北海道は温泉天国
20・羅臼温泉/熊の湯X3・・・人気の無料露天、男女別で脱衣場有り、石鹸も使えるし文句無し
21・相泊温泉・・・最果ての旅情に浸りながら浸かる塩辛い湯はエエナー
22・セセキ温泉・・・海岸岩風呂は正に雄大、旨い具合に干潮で入れてラッキー
23☆湯の沢温泉・・・冷泉を熱交換加温した湯、山奥なのに塩分を含む、ここが最後なのでゆっくり浸かった
■土産・・・買った土産はゼロ。拾った「ガラス製浮き玉」を持ち帰る
・知床、相泊近くの浜で拾う。何処から流れて来たのだろうか
■支出
・フェリー往復・・・・・・30700+28000=58,700円 往路二等寝台
・食料、温泉その他全て・・・・・・・・・・26,787円
・ガソリン 159.18L・・・・・・・・・・・・・21,573円 総走行:2,398km/159.18L=15.06km/L
-------------------------------------------------------
総支出:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107,060円/21日=5,098円/日
総支出は11万以下だった。ツアー登山のHP見たら、幌尻岳1山3泊4日で13万とか・・・北海道の山旅は2山登頂、二泊三日で10万はくだらない物が殆どだ。「遊山乞食的山旅」は、ハイコストパフォーマンスで環境にも家計にも優しいのである。しかし浮浪者みたいな旅はご免だ、という方にはお勧め出来ない。
異常気象と言うのか、出発前には足寄で全国最高温度を記録したり、梅雨が無いと言われている今年の北海道は目まぐるしく天気が変化し、一日の間に、曇→晴→雨を繰り返す日が続いた。雨天登山はやらない事にしてたが、朝曇でも晴れる可能性も有るので、決行し、数度濡れながらの登山も有ったが、いずれも小雨程度だった。大雨時は移動もしくは温泉にあてた。結果的に8山に登れた。ニセイカウシュッペと芽室岳にも登り10山としたかったが少し残念だった。しかし怪我も事故も無く楽しく過ごせたので良い旅だった。
■山
1.夕張岳 1,667m・・・長い林道走行、北海道に来たんだなーと実感。けなげで可憐な花々にジンと来た
2.上ホロカメットク山 1,920m・・荒涼とした風景の後、稜線のお花畑に感動
3.石狩岳 1,967m・・・雨後で沢の渡渉はヒヤヒヤ、山中誰にも逢わなかったが、下山地で釣人から魚頂く
4.ウペペサンケ山 1,848m・・ここはやぶ蚊の巣窟。おまけに藪こぎ露濡れで、正に修行の山で有った
5.大雪緑岳 2,019m・・・残雪の大雪、今年の雪解けは例年より一月遅れ、お花畑は雪の下
6.天塩岳 1,557m・・・雄大な前天塩、天塩と周遊、晴れ間も出た充実の山行
7.カムイヌプリ 857m・・・神秘的な摩周湖を霧の切れ間から見るが、カムイヌプリはベールに包まれていた
8.芦別岳 1,726m・・・フィニッシュは最高の天気、花と蝶を愛でながら長い登りを楽む
■チャリンコ
・羅臼港⇔知床峠 36.52km 霧の知床峠から霧雨の中ダウンヒル、快晴の港で日向ぼっこ
・羅臼キャンプ場⇔相泊 57.57km 静かな海岸沿いをのんびり走り、温泉を巡りつつ羅臼に戻る
■湯 ☆:初入湯(16湯)
1・吹上温泉/吹上の湯X5・・・三度目の訪問、ここの人気は相変わらず。涼しくて避暑に最適
2☆十勝岳温泉・・・北海道の最高標高に有る温泉は下界の暑さ知らず。露天からの眺めは最高
3☆幌加温泉/ホロカ温泉・・・宿が2軒だけで鄙び度満点。大好きなジャンルの温泉である
4☆岩間温泉/岩間の湯、恵雪の湯・・これぞ秘湯、開放的な湯船に浸かった後のビールは最高
5・糠平温泉/元祖湯元館の湯・・ちょっと寂れた糠平は、コンビニ、GSも無い静かな温泉地。4連泊もしてしまった
6☆幌加温泉/鹿の谷・・見かけはショボイが温泉は凄い、堂々の4種源泉にはビックリ
7☆大雪高原温泉・・高原リゾートの宿という感じ、清潔で広々。乳白色の湯は湯上りサッパリと清々しい
8☆湯元協和温泉・・天塩に近く貴重な温泉。登山者に優しく、Pでの車泊やトイレ借用にも怏怏
9☆和琴温泉/無料露天X3・・人気の露天で混雑が心配だったが、意外と空いていた、2ヶ月連泊老人と話す
10☆和琴温泉/無名野湯X2・・屈斜路子と一体の絶景野湯。もったいない程の湯がドウドウと湧き出してる
11☆和琴温泉/共同浴場・・屋根脱衣場付きの無料温泉は、湖畔にひっそり佇んでいる
12☆川湯温泉/共同浴場・・大鵬生家の有る町で、酸性泉を薄めず熱交換で冷やすこだわりは素晴らしい
13☆屈斜路湖畔/池の湯・・名の通りまるで池のような露天。藻でヌルヌルしてたが景色は最高
14・屈斜路湖畔/コタン温泉・・名物管理人さんはお元気だった、清潔で雄大おまけに空いていた
15☆屈斜路湖畔/コタン温泉共同浴場・・無料露天のすぐ横に有る。体を洗えて200円と良心的
16☆養老牛温泉/からまつの湯・・川横の混浴秘湯だが、脱衣場完備。多いと聞いてたアブも居なくて快適!
17☆川北温泉/無料露天・・・R244から林道を数キロ、白濁の酸性泉。男女別露天に休憩所まで完備
18・岩尾別温泉/三段の湯・・ホテルのすぐ下だが、ロケーションは最高。空いてる時に行くのが良いだろう
19☆岩尾別温泉/滝見の湯・・前回見落としてた露天を新発見、やっぱ北海道は温泉天国
20・羅臼温泉/熊の湯X3・・・人気の無料露天、男女別で脱衣場有り、石鹸も使えるし文句無し
21・相泊温泉・・・最果ての旅情に浸りながら浸かる塩辛い湯はエエナー
22・セセキ温泉・・・海岸岩風呂は正に雄大、旨い具合に干潮で入れてラッキー
23☆湯の沢温泉・・・冷泉を熱交換加温した湯、山奥なのに塩分を含む、ここが最後なのでゆっくり浸かった
■土産・・・買った土産はゼロ。拾った「ガラス製浮き玉」を持ち帰る
・知床、相泊近くの浜で拾う。何処から流れて来たのだろうか
■支出
・フェリー往復・・・・・・30700+28000=58,700円 往路二等寝台
・食料、温泉その他全て・・・・・・・・・・26,787円
・ガソリン 159.18L・・・・・・・・・・・・・21,573円 総走行:2,398km/159.18L=15.06km/L
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総支出:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107,060円/21日=5,098円/日
総支出は11万以下だった。ツアー登山のHP見たら、幌尻岳1山3泊4日で13万とか・・・北海道の山旅は2山登頂、二泊三日で10万はくだらない物が殆どだ。「遊山乞食的山旅」は、ハイコストパフォーマンスで環境にも家計にも優しいのである。しかし浮浪者みたいな旅はご免だ、という方にはお勧め出来ない。