![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/88/de0784ae15e5a1420cc4f9481b3bfa81.jpg)
会員制のホテルのチケットを貰ったので神戸へ出かけてきた。
特に行きたいというわけではなかったが他の場所(嵯峨野や鹿児島など)に比べ手ごろで行ってみたいところもあったので神戸にきめた。
ポートアイランドからの六甲山はかすんではっきり見えませんでした。
一日目はあいにくの雨、二日目の最終は兵庫県立美術館へ。
以前、王子にあった近代美術館が震災後新しく建った兵庫県立美術館に併合されたようです。
ちょうど入れ替え時期で企画展(カンディンスキー)は26日からで「伊藤コレクション」しか見られませんでしたがかえってすいていてゆっくり見ることができました。
東京芸大で教わったこともある小磯良平は特別展示室もあり初期の作品群を拝見することができました。
戦後の作品は六甲アイランドにある『小磯良平美術館』にたくさんあるそうです。
先生の若い頃の精気に触れた思いです。
『撮影はダメですよね?』と尋ねると・・・『フラッシュをたかなければOK』と
ようやく日本もヨーロッパ並みになったかと感心する、しかし他の美術館ではどうだかわかりません。
岸田劉生『自画像』
小磯良平、若い頃の作品。
小磯良平
岡田三郎助
上村松園(部分)
久しぶりに格調高く崇高なものに触れた思いです。
帰りの新幹線から
車窓からの虹は素晴らしいですね、こちらなら解ります。
虹は天気雨が出ているところではほとんど見ることができましたので新幹線がはじく水煙りが虹になるのではないでしょうか。
この会だけなのかもしれませんが、これは…と思う数点を除いてはまるでカメラで写したような女性の絵ばかり…味気ない…温かみもない…個性もない…。
最近流行の絵とはこんなものなのでしょうか…?
実物そっくりに描くこと、そんなに追い求めなきゃいけないことなのかなぁ…。
部活時代にはもっと個性溢れる絵がたくさんあったように思います。
本職さんに伺うことでもないかも知れませんが…。
国画会ならスーパーレアリズム系の絵かもしれませんね。
日展系なら少し古いかもしれませんね。
いずれにしても現代では職業になりえない時代ですので何をしても自由です。