リオ五輪最終予選は あと一勝で 五輪出場が決まるという大切な試合ですが
場所はドーハ 対戦相手はイラクということで 何となく胸騒ぎがしていました。
あのドーハの悲劇から もう23年も経ったのか 当時はロスタイムといわれた
アディショナルタイムに追いつかれ W杯出場を逃した光景が 思い出されます。
今回民放で解説した ゴン中山氏が選手として戦い イラクが同点にした途端
代表選手が皆 座り込んだ忘れられない光景から 23年も経ったのですね。
今回 若いチームを率いる監督が ゴン中山氏と 同い年の手倉森監督と聞き
ドーハの悲劇からの 長い歳月を感じます。
と同時に 同い年のキング・カズが今もなお 現役選手として活躍する姿を見れば
キングと呼ばれるにふさわしい すごいことだと思います。
U-23は ほとんど知らない選手ばかりで 初戦の北朝鮮戦からずっと観戦ですが
一戦ごとにうまくなって パスがつながりだしたと 素人にも分かります。
23年前ロスタイムで夢がついえ 今回はそのロスタイムに 点を入れ勝利しました。
決勝点の ロングシュートを決めた原川選手が ドーハの悲劇の年に誕生したと聞き
これも何かの運命かと 思ったりもします。
五輪出場は決まりましたが 30日の深夜 こちらも五輪出場が決まった 韓国との
決勝戦があります。
残るあと一戦を勝ち アジア予選は全勝でと ついつい 欲張りな老サポーターは
思うのです。