今月のよさこい旅は 『牛窓八朔ひなかざりと マスカット狩り』 で7月旅と同じく
岡山へ出発です。
この時期に ひな飾りとは? と不思議でしたが 牛窓へはまだ行ったことがなく
楽しみにしていました。
朝はゆっくり出発でしたので まずお昼会場の 湯郷西の屋さんでの腹ごしらえは
マツタケご飯と牛すき焼き御膳 の昼食です
昼食後向かった先は 赤磐市にある観光農園で なんとかマスカット(名前は忘れました)の
ぶどう狩りですが 7月の清水白桃狩りと同じく 1人が1房を 渡されたハサミで チョキンで終了
1房のぶどう狩りが終り 次は牛窓に到着です
日本のエーゲ海といわれる 古い港町牛窓はのどかで 寅さんが ヨッ!と出てきそうな風情です
牛窓八朔 八朔は旧暦の8月1日だそうで 新暦では8月下旬から9月下旬 というところが
理解できませんが ハッサクと聞けば まずミカンが浮かび この時期から食べられるため
八朔の名が付いた との説明を受けました。
八朔の頃 昔から牛窓では ひな飾りをする習慣があるらしく 湿気たおひな様の 虫干しを
兼ねて飾るとのことです
牛窓唐琴通りの 古い町並み1㌔程の通りに 民家や商店の 約40ヵ所におひな様が飾られ
どの家に入っても見せてくれて 家主の説明が聞けたり お茶のサービスもありました
渡されたマップを見ながら この旗を目印に おひな様のある家を巡ります
7段飾りの豪華なおひな様は 古い日本家屋の 薄暗い部屋に似合います
♪ お内裏様とおひな様 2人並んですまし顔♪ 下段は昭和初期のものとか
明治生まれのおばあさんが 嫁入り道具として持って来ましたと この家の奥さんの説明を受けました
古い町並みには レトロな装飾が 違和感なく馴染みます
入江たか子さんと 山田五十鈴さんは分かります 山田さんは好きな女優さんでした
今村昌平監督 カンゾー先生のロケ地だったのですね もう17年も経ちましたか
手作りのおひな様も ちんまりと座っていました
この地の特徴である 山海の幸を米粉で作った 『ししこま』 と呼ばれるお供えです
稲穂で編まれたカメも 年代物でしょうね
掛け軸のおひな様は 立体感のある刺繍でした
これは 1930年代のもの と説明に書いてありました
今回見せてもらった中で 1番古い 幕末~明治維新頃のおひな様は さすがの貫禄でした
港にはフェリーが着きました
牛窓だんじり を見たかったけれど 休館日でした
温暖な気候の地には ツッカイ棒に支えられた 大ソテツがありました
もっと見ていたいけれど バスへ帰る時間です
初めて訪れた牛窓ですが なぜかなつかしく 昔来たことがある そんな気がしました
岡山は3年ほど前 同じく この日帰り旅で 勝山のおひな様を見に行きました。
勝山は規模が大きく たくさん並べられて 押すな押すなの 見物客でした。
牛窓のおひな様は 古い港町のレトロな家並みに ぴたりと似合っておりました。