くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

シーラカンス忘年会2019。

2019-12-07 | シーラカンス定例会

毎年恒例のお泊り忘年会をしました。忘年会は今はもう これ一つだけとなり
これが済めば 年を忘れることになります。

同じメンバーでの忘年会は40年近く続いており 呑み会のあと 寒空を帰るが
しんどい歳になり 泊りの忘年会になってからでも もう30年近くになります。

うちも含め夫婦での出席が4組 一人での出席が3名 今年は11名の出席者です。

場所は毎年同じくロイヤルホテル土佐 宴会場はこれも毎年同じく 土佐の國
になります。シーラカンスは頑固者の集いで 一旦決めたらしつこく続きます。

 
 
 

毎年同じところで宴会しても 料理長が替わると内容もちがってきます。今年の
メニューは土佐のショウガ・四万十ポークら 地元の特産品を使った料理でしたが
早々と酔いまして ろくな写真がないです。

  

 
 

年に一度の集まりは 情報交換の場でもあります。

この一年の墓碑が語られ 病気で再起不能になった 知人の近況を聞くにつれ 明日は
わが身かの思いになります。

孫の進学や就職 縁談の話を聞くと 自身の重ねた歳を実感しますし 長患いした親を
見送り 大仕事を終えた友の安堵の顔に お疲れやったねと 皆が声をかけます。

部屋に帰ってからも長々と話しこんだため すっかり寝すぎてしまい 翌朝 露天風呂
に浸かりましたので おしんを見逃しました。

 

来年の忘年会も予約しました。ホテル玄関前の ソテツの実が熟れています。

来年もまた ここで会おう それまで死なんと元気でおろうね これも毎年同じ
言葉をかわし 散会となりました。 

 
 

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葬式連絡係。

2019-12-03 | 日記

昔机をならべたAさんよりtelがありました。Aさんからの電話は毎回

「お久しぶりやね 元気? ええ話やないけどね・・」から始まります。

この枕詞から始まる内容は察しがつき 昔の仲間が亡くなり お通夜と
お葬式の日時と場所を かつての仲間に 順に報せてくれているのです。

10日ばかり前にもお葬式に参列し 今年の見送りはこれで終わりやねと
思いましたが 80歳を過ぎたばかりの若さで かつての上司が 天国へ
旅立ちました。

 

葬儀会場には 以前の懐かしい顔がそろい ひさびさの同窓会のようですが
皆すっかり老けて 一瞬だれか分からない人もおり 声を聞いて ああこの声は
と相手が分かる そんなこともあります。

最後に参列者がお棺に花を入れ 故人と永久のお別れをしますが 長い闘病後の
顔はやつれ 昔の顔と大きく違っており 涙が止まらなかった経験もしました。

それ以来 お棺の顔は見ないことにしました。かつて 仕事をばりばりこなした
若々しい上司や同僚の顔を ずっと 頭の中に置きたいからです。

順から言えば次は自分の番になる そしたら〇ちゃん(私)が葬式連絡係をやって
くれよな とAさんが言います。

そりゃ 私があとに残ればやるけれど あと10回はお正月を迎えようよ 年金も
まだ全部もろうてないでしょ と強欲ばばの話は すぐにお金に向かいます。

同窓会を 葬儀会場でやるはやめよう 次は呑み会で会おうよ で別れました。



 

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今日から師走。

2019-12-01 | 日記

11月の紙をじゃーと破ると カレンダーはもう 1枚だけになりました。
これといって そう何もしないうちに 一年が終わろうとしています。

この一年は長期間 五十肩と膝の痛みがあり 旅も 2月に行った3泊の
『北海道ふっこうツアー』だけで終わりそうです。

そんな年もあると ラジオを聴きつつはいだ渋柿が 青空に揺れます。

 
  

こちらでは甘柿の終わる頃 渋柿の季節になります。毎年11/23の 勤労感謝の日
前後には 外に吊った柿が仕上がりますが 今年は気候のせいか 例年より2週間
ほど遅れました。

会社勤めの頃はこの倍ほどを作り 職場で3時に配りました。年配者は毎年喜んで
くれましたが 若者に干し柿は いまいちの人気でした。

冬空に干し柿は絵になるねと なにもせず1時間ほど ぼぉ~とながめていました。

1時間干し柿を見ていたと 外から帰った夫に言うと さっと私の額に手を当てて
熱はないようやね と言います。

あ~ぁこれだもんね じっくり時間をかけて対象物を見ることや そしたらオレも
今よりマシな絵が描ける気がする とこの前 自分から言うたばかりやありませんか
もうお忘れですか。

とは口には出さず 妻の心の声になります 

 

 

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