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僕が映画を真剣に観るようになったのが、高校生の時ぐらいかな大学に入ってからは、映画を観まくったね
その僕が映画を観てた頃の、生存していた映画監督の世界の三大巨匠(僕が勝手に思っていただけなんだけれど)、黒澤明、フェデリコ・フェリーニそして、今回紹介する映画不良少女モニカのイングマール・ベルイマン(画像下)だと思っていた
しかし、ついにベルイマンも去年死んでしまい、なんだか寂寥感というか力が体中から抜けてしまったような感覚に襲われた
ベルイマンの映画は難しいとよく言われる実は僕も彼の映画は難解に感じる時があるしかし、逆に簡単なストーリーの時もあるね彼の映画で観た作品を適当に挙げて、一言感想も付け加えると
野いちご・・・老人向けの映画名誉ある老教授の現実と夢の世界が行ったり来たりして、パニック寸前で訳がわからず
夏の夜は三たび微笑む・・・コメディーみたいだけれど、意味がわからず笑える所は1つも無かった
第七の封印・・・死神に取り付かれてしまう話迫力があり見応え充分主役は今はハリウッドでも活躍中の名優マックス・フォン・シドーです
処女の泉・・・娘がお祈りに行く途中に暴漢に襲われ、復讐する父親のストーリーこれも、マックス・フォン・シドーが主演絶望感の中にも、小さな救いを見つけられる僕の中では1番好きなベルイマン作品
鏡の中にある如く・・・全く見ていて意味不明
沈黙・・・これも観ていて意味がわからずなんだか神様のことをよく言ったり、悪く言ったりチンプンカンプン
秋のソナタ・・・母と娘の葛藤劇殆ど、部屋の中での密室劇だったが、母と娘の憎悪がほとばしっていた。ちなみに母親役にイングリッド・バーグマンが演じる面白かったね
今までに観た映画はこれぐらいかな
それでは、不良少女モニカを紹介しよう
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最初に感想を述べてしまうと、ストーリーはわかりやすかった別に宗教的な感じの厳格さも無かったしねもし、難解すぎる映画だったら、感想は難しかったの一言で終わろうかと思ったけれど(苦笑)
話の内容は大人しくて、内気なハリー(ラルス・エクボルイ)は骨董屋の配達係ある日、自由奔放に生きる17歳のモニカ(ハリエット・アンデルソン)と出会う
ハリー(エクボルイ)とモニカ(アンデルソン)は恋に落ちるそして、お互いに家庭は恵まれずに、ハリー(エクボルイ)の父の船で暮らすことになる
ハリー(エクボルイ)は、いつものように仕事に行くが遅刻してしまう普段から仕事場で大人たちから冷たくされ、結局は仕事はクビになる
しかし、これでハリー(エクボルイ)とモニカ(アンデルソン)は自由を得た二人は船で、街を離れて島々を巡る
そして、モニカ(アンデルソン)は妊娠してしまうしかし、二人は自由を楽しんだが、だんだん食料もなくなり、近くの家に食料を盗もうとしたりする
やがて、二人は結婚するまだ若い二人だったが、ハリー(エクボルイ)の叔母さんが、付添い人となるハリー(エクボルイ)は仕事に就き、産まれて来た子供のために貯金しようとするが、モニカ(アンデルソンは、とにかく遊ぶことしか考えていなかったハリー(エクボルイ)は仕事で出張中に妻のモニカ(アンデルソン)は他の男と浮気をしていた
途中で踊りのシーンとかあり、二人が楽しそうに遊んでいると思っていたが、ベルイマンはこの青春映画を厳しい目で描いているね
青春映画といえば、夢に向かって汗を流し、エネルギッシュな映画を想像するが、この映画には夢も何も無い
モニカ(アンデルソン)という少女の目を通して、現実的な厳しい世界を映像化したベルイマンの目は厳しい
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