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信じられないような実話がよく映画にされることが多いこの映画も実在した刑事とギャングのボスがでてくるが、イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(ブログに掲載)のような、刑事マフィアの対決で、暴力シーンあり、アクションありの映画かと思ってたら意外に、落ち着いた映画で、これはアクション映画ではない
これは、実際の物語でドラマだね監督はリドリー・スコットだから、監督の名前を聞いただけでアクション映画だと思ってしまうけれど、最近は静かなドラマも撮るようになったね
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さて、内容だがニューヨークのハーレムを仕切っていた長年の黒人ギャングのボスが死んでしまうギャングと聞けば、ゴッド・ファーザーのようにイタリア系マフィアを直ぐに想像しがちだけれど、黒人のマフィアを描いているその黒人ギャングのボスの後継者として、長年このボスに仕えていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が、ハーレムを仕切る
彼は東南アジアからベトナム戦争における軍用機を利用して、純度100パーセントの麻薬を直接密輸していたそして、それをブルー・マジックという名で市場で売り捌くことに成功し、麻薬王として君臨することになるそして、自分の仕事のパートナーに弟達を身辺につけそしてフランク(ワシントン)自身も目立った行動をしなかったのでの、警察たち(賄賂、汚職も関係)にはフランク(ワシントン)の存在まで捕らえ切れなかった。
一方、ニュージャージーの警察に所属するリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、汚職で汚れ切った警察署内では完全に孤立していた
僕は映画を観るたびに思うことがあるのだが、アメリカの警察の汚職はひどすぎるねとても警察とは思えないねだから、正義を訴えるジャーナリストという人々が活躍してしまうのかな
しかもリッチー(クロウ)は離婚協議中で子供の養育権を巡り紛争中しかも、夜は弁護士になるために勉強中というハードさ
しかし、そんなある日ブルー・マジックが、市場に出回っていることに検察官から、リッチー(クロウ)に対して、特別チームである麻薬捜査班を作って事件解決を頼まれる
そんな時に麻薬捜査を進めるうちに、ついにリッチー(クロウ)はフランク(ワシントン)の存在にぶつかる
上記画像は、リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)とフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)の運命の出会い
そして、ロバーツ(クロウ)はルーカス(ワシントン)を逮捕して、ブルー・マジックの存在だけでなく、麻薬の汚職に関する警察内の人物もフランク(ワシントン)から、聞き出し麻薬汚職警官は大量逮捕につながる
やがてフランク(ワシントン)は刑務所から出所してきたしかし、かつて麻薬王として君臨していた彼を待っていたのは、今は刑事を辞めて弁護士になっていたリッチー(ラッセル)だった
かなり緊迫するようなシーンもあったけれど、黒人が麻薬王に君臨するというまさに良い言い方をすれば、フランク・ルーカスは、アメリカンドリームの体現者と言えるかな
しかし、この話は1960年代後半から1970年代初期にかけてのストーリーだから、まだ最近の話と言って良いだろうこのような汚職が警察内部で蔓延していた事に恐ろしさを感じるね今はどうなの?と心配するね
アル・パチーノ主演の映画でセルピコ(ブログに掲載)という実在した警察官を描いた映画もあるけれど、セルピコの方は、警察内部の汚職について深く突っ込んでいる是非セルピコも一緒に映画を観ることをお勧めします
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