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グランド・ホテルという群集劇の名作がある。その時は当時の大スターを集めたみたいだ今回のゴスフォード・パークの監督であるロバート・アルトマンだが、彼は群集劇の名人と言えるだろう
例えばショート・カッツという名作(?)が彼にはあるが、あの映画はマシュー・モディンや、ロバート・ダウニー・Jrなど、スターがたくさん出ていたが、今回の作品は目立ったスターが出演していなかったので、出演者を把握するのに1回観ただけではわからないねせいぜい知っているのはエミリー・ワトソンぐらいだったねしかし、この映画は本当にビックリするぐらいの多数の人物が出てくるね
特にロバート・アルトマン監督も、今回の作品において登場人物を深く掘り下げることをしていないだけに、顔と登場人物が把握する事は僕には出来ないしかも、誰と誰が親戚で、しかも姉妹で、誰が誰の召使いかわからないねそこまでわかろうとすれば、この映画を続けて5回ぐらい観ないと駄目だね
しかしストーリーは案外シンプルそれではゴスフォード・パークを紹介します
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舞台は1932年のイギリスで、もはや貴族社会が廃れつつあったイギリスの田舎にサー・ウィリアム(マイケル・ガンボン(画像下))の主催で、彼の妻のシルヴィア夫人(クリスティン・スコット・トーマス)の主催で、ゴスフォード・パークでパーティーが開催されるが、映画監督、映画俳優、そして貴族たち、その貴族達の使用人などたくさんの人々がやって来る
ゴスフォード・パークの上の部屋では華やかな貴族たちのお客様がいるが、下の階ではこのゴスフォード・パークでの召使い達の描写が、対照的に描かれている特に下の階での召使いたちの話は上の階にいる貴族達のゴシップネタが飛び交う僕の会社でも、上司達の悪口を陰で言っているのと同じだね
そんな中にトレンサム伯爵夫人(マギー・スミス(画像下右))とその付き人であるメアリー(ケリー・マクドナルド(画像下左))も、ゴスフォード・パークのパーティーに参加している特にメアリー(マクドナルド)は、このような貴族達の集まりに慣れてなくて困っているが、そんな彼女に屋敷の使用人のメイド頭であるエルシー(エミリー・ワトソン)は、メアリー(マクドナルド)に親しく接する
このパーティーの目的は、鷹ハンティング男たちはみんなハンティングに出かけるが、そこでサー・ウィリアム(ガンボン)が撃たれそうになる事件が起きる
そして、貴族達の人間関係や、貴族と召使いたちの間の人間関係もどうやらおかしくなってきた
そして、ついに晩餐の席において、サー・ウィリアム(ガンボン)が自室で殺害される事件が発生容疑者はこのパーティーに居る全員
刑事が二人やって来るが、どうもこの刑事(偉いさんの方)は馬鹿で捜査がなかなか進展しない結局、このゴスフォード・パークから全員帰ることになってしまうが、メアリー(マクドナルド)だけは、この殺人事件の核心に迫っていた
僕が知らない人ばかり出演していたが、殆どがイギリスを代表する演劇界の有名人みたいだしかし、これだけの多人数をうまく使うロバート・アルトマン監督の力量は凄いね実は僕は彼の映画で、ザ・プレイヤーという映画が大好きそれ以来、彼の作品は注目しているけれど、彼の映画は面白いねプレタポルテという華やかなファッション業界を皮肉った作品があるけれど、確かにファッション業界を痛烈に皮肉ったあのラストシーンは最高のブラックユーモア今回紹介したゴスフォード・パークだけれど、確かに人物がややこしいので観ていて難しいと感じるかもしれませんが、逆にこういう群集劇があるんだということを知ってもらうためにも観て欲しいですねもしかしたら、面白いと思うかもしれないですよ
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