褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ブラックブック(2006) ポール・ヴァーホーベン監督の渾身の力作

2009年01月25日 | 映画(は行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 昔、マイケル・ダグラスシャロン・ストーンが共演した氷の微笑という映画があったどうもエロ~イシーンが、話題になって大ヒットしたイメージもあるが、僕にはエロサスペンスが見事に融合した素晴らしい映画だと思うこれほど両方がミックスした映画がたくさんあっても、この映画ほど効果的にエロが活かされたサスペンス映画は無いだろう
 監督はポール・ヴァーホーヴェンで、彼はオランダ人であり、元々はオランダで映画を撮っていた監督だが、ハリウッドに招かれ前述した氷の微笑ロボコップトータル・リコールなどハリウッドでもヒットメーカー監督として大成功を成し遂げた
 しかし、そんな彼が本国オランダに戻って、ヨーロッパ映画としては多大な制作費を掛けて、撮った作品ブラックブックを紹介しよう

ブラックブック [DVD]

Happinet(SB)(D)

このアイテムの詳細を見る


 1944年、ナチス占領下のオランダが舞台女性ユダヤ人歌手のラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、キリスト教に改宗させられる代わりに良心的なドイツ人に隠れ家と食料を提供されていた
 しかし、ドイツ軍に寄ってその隠れ家を爆破させられるだが、ラヘル(ハウテン)はドイツ占領下から解放されたオランダ南部へ逃げ延びるため、家族(両親と弟)と久しぶりの再会の末合流し他のユダヤ人と一緒に船で逃げようとするが、それはワナで家族は殺され、ラヘル(ハウテン)は何とか逃げることに成功するが、家族を亡くした彼女はナチスドイツに対して復讐を誓う

 やがて彼女はナチスドイツに対するレジスタンス組織のグループに入る彼女は名前をエリス(ハウテン)と変え、そして、彼女はレジスタンスのリーダーからの指令により髪を金髪に染め、あそこ?の毛まで金髪に染めドイツ軍のムンツェ大尉(セバスチャン・コッホ(画像下)・・・善き人のためのソナタに出演していたな)に近づく事を命令される
 そして、エリス(ハウテン)は女スパイとして,そしてムンツェ大尉(コッホ)の秘書になる事に成功し、ドイツ軍の動向を探るが、次第にエリス(ハウテン)はムンツェ大尉(コッホ)の優しさに触れ、次第に彼を愛していくようになる

 しかし、ある日レジスタンスのリーダーの息子が武器を隠し持っていた事がバレてドイツ軍に捕まってしまった正気でいられないリーダーそして、一方ドイツ軍のムンツェ大尉(コッホ)も、何者かの仕業のワナに嵌り、裏切り者としてドイツ軍の収容所へ入れられてしまう
しかもエリス(ハウテン)までもが収容所へ入れられてしまう
 そして、密かにエリス(ハウテン)を愛していたハンス(トム・ホフマン(画像下))はリーダーの息子とエリス(ハウテン)を助けるため、ハンス(ホフマン)達はドイツの収容所へ潜入する。しかし、エリス(ハウテン)は今では愛しているムンツェ(コッホ)まで助けるようにハンス(ホフマン)に頼むが

 しかし、そこにもワナが仕掛けられていた収容所はドイツ軍で守られており結局リーダーの息子は助ける途中で殺され、ムンツェ(コッホ)は収容所から脱出出来なかったそして、救出作戦失敗によりレジスタンスの中に裏切り者の存在が浮かび上がり、エリス(ハウテン)が疑われる事になる
 やがて、戦争が終わり、今やオランダはドイツ占領下から抜け出す事になったしかし、ナチスドイツ軍の手助けをしたと疑われているエリス(ハウテン)は、非国民としてオランダの刑務所に入れられていたしかし、今やオランダ人たちを助けたヒーローとなったハンス(ホフマン)から、刑務所を出ることを許され、エリス(ハウテン)はハンス(ホフマン)と一緒に刑務所から出て、今や医者としても活躍しているハンス(ホフマン)の家に2人で向かう
 しかし、一体レジスタンス内の裏切り者は誰なのか更なるドンデン返しが二転、三転と起こる結末は・・・実はその真実はブラックブックだけが、知っていた

 オランダを舞台にしたユダヤ人迫害を描いている映画は珍しいそして、この映画はポール・ヴァーホーヴェン監督らしく、エログロになっているしかし、実はこの映画はユダヤ人迫害とかナチスドイツに対する批判映画かと、僕の拙い説明ではそう思われるが、実はサスペンスタッチの娯楽映画
 しかし、この監督も現在は70歳に達しているが、まだ性に対するエネルギーは凄いねこの映画は時間はチョッと長いけれど、緊迫感あるサスペンスタッチはみんなが楽しめる映画なので観てください
 おっとこの映画はR-12の倫理規制があるんだった
 12歳以下の人は親と一緒に観てください(親にとって子供と一緒にこんなエロい、グロい映画を一緒に観ることが出来るとは思いませんが

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする