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最近、フランスの映画監督だったジャック・ベッケルの作品をよく観ているモンパルナスの灯、現金(げんなま)に手を出すな
『モンパルナスの灯』が天才画家モリディアニのストーリー、そして『現金(げんなま)に手をだすな』がフレンチマフィアを描いている
そして、今回の穴は映画ではよく見かける脱獄映画
脱獄映画といえば、誰でも思い浮かべるのが大脱走だろうか他にも暴力脱獄、第十七捕虜収容所、パピヨン、ショーシャンクの空に、アルカトラズからの脱出などが名作として挙げられる
その中でも僕が好きな映画になると、ビリー・ワイルダー監督のユーモアが活かされている『第十七捕虜収容所』になる
しかし脱獄、脱走映画となると上記に挙げた映画は全部アメリカ映画ばかりアメリカ映画になると、確かに脱走という緊迫感はあるが、そこは商業主義のアメリカというお国がら、やっぱりエンターテイメントに走り過ぎている部分があることは否めない
今回紹介するジャック・ベッケル監督の『穴』はフランス映画の脱獄映画
同じ脱獄というテーマを扱ってもアメリカからフランスに変わるとまるで、雰囲気が違うアメリカ映画にあるエンターテイメント感覚が、このフランス映画の『穴』には無い
しかし今回紹介する『穴』はまさ、実録風に撮られておりそして緊迫感が漂うのであるそれにしてもジャック・ベッケル監督の遺作だけれど、もっと長生きしていればたくさんの傑作を撮っていただろう
それでは実際の出来事でもある脱獄映画穴を紹介しよう
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1947年フランスのパリにあるサンテ刑務所が舞台
ガスパル(マーク・ミシェル)という若い男が、監房の移動により4人の囚人が居る部屋に移されてきた
ガスパル(ミシェル)が来たことによって、4人の囚人たちには緊張の色が走る実は元から居た4人の囚人達は密かに脱獄を企てていた
しかし、4人の囚人達は重犯罪で監房に入っているのであって、少なくとも10年はこの刑務所暮らしをしないといけなかった
結局この4人の囚人達はガスパル(ミシェル)にも自分たちの脱獄計画を話すガスパルは妻に対する予謀殺人未遂罪で、妻に訴えられて監房入りさせられていたのだが、彼も10年は刑務所生活を強いられそうだった
この4人の囚人達と同じくガスパル(ミシェル)も脱獄作戦に参加することになる
ここから部屋にある、あらゆる道具を使いこなし脱獄計画を進めるこの小道具を使い方が非常に上手い
一定時間に見張りに来る看守たちの目を逸らして、脱獄計画を徐々に進めていく5人の囚人達
ついに彼らは脱獄計画を実行する日が来たしかし、その日になぜかガスパル(ミシェル)は刑務所長に呼び出される
刑務所長から呼び出されて2時間後にガスパル(ミシェル)は戻ってくるが、果たしてこの5人の囚人達の運命は・・・脱獄作戦及び5人の囚人達の運命は映画を観てください
この映画は実話を元に作られているだけあって、リアリティが抜群にある『大脱走』のスティーヴ・マックウイーンのような、常に笑顔を浮かべているような人間はここには出てこない
この映画には殆ど音楽が流れてこないけれど、コンクリートで出来た床を椅子の部品であるパイプを使って叩き割る音、そして格子をカッターで切り裂く音が非常に効果的で緊張感を増すのである
そして囚人達がいよいよ脱獄計画を実行しようとするときに、写しだされる・・・は印象的なシーン
5人だけが居る監房の中、そして脱獄経路における狭い空間においての人物描写は明らかにジャック・ベッケル監督の演出力のなせる業
僕が観た脱獄を描いた映画において、最も緊迫させられた映画です
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