褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ニュー・シネマ・パラダイス(1989) 物凄く映画愛があふれている作品

2010年04月05日 | 映画(な行)
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 僕の見解と世間の評判において、かなり相違のある映画は多々あるよく名作と呼ばれる映画において挙げていくと、僕はスタンリーキューブリック監督の作品はだいたい好きだが、2001年宇宙の旅は今まで5回観ているけれど、全くこの映画の良さがわからない
 しかし、あのSF映像は確かに当時は凄いと思うだろうけれど、僕みたいな30歳代の人間にとってはあれぐらいのSF映像に慣れているから凄いと思わないのかもしれないけれど、『スターチャイルド』や『石版』などの意味が良くわからなかった
 他にルキノ・ヴィスコンティ監督の作品ではヴェニスに死す、地獄に堕ちた勇者たちの2作品も僕にとっては気持ち悪いだけの映画しかし、この2作品は退廃的なムードが良いのかよくわからないが僕には合わない
 そしてアメリカ・ニューシネマの代表的作品と呼ばれるイージー・ライダーも実は観た時、ちょっと退屈な映画だったこの映画も30歳代の僕には当時観た人のような斬新さは感じなかったのだと思うまさに汚染されたアメリカが描かれていたが、この映画からアメリカの病を特に感じる事もなく、むしろ他の映画からアメリカの社会的問題を知ることが多かったのがその理由か
 他にジャン・リュック・ゴタール監督勝手にしやがれに至っては全くこの映画の面白さが理解できない
 この映画も公開当時に観た人は、確かに新鮮な映画だったのかもしれないしかし、この映画も僕の世代で好きという人は少ないと思う
 編集のジャンプカット、ロケ撮影、破滅的な主人公にこの映画の魅力があるのかもしれないが、正直ストーリーは大したことが無いしこの映画の魅力は僕の世代では既に観ることが出来る映画であり、時代の流れから言えば少し古い映画のような気がする
 時代を超えて訴える映画では無いように感じるのだ
 今まで挙げた映画は僕が生まれる前か、生まれる直前の映画
 僕が生まれてからの評価の高い映画ではタイタニックの良さが僕にはわからない
 海洋パニック映画として観るのならば、ポセイドン・アドベンチャーの方が、遥かに面白いし、天国と地獄がひっくり返ったようなテーマ性があることから、僕は海洋パニックムービーとして明らかに『ポセイドン・アドベンチャー』の方に軍配を挙げる
 また身分を越えた恋愛に感動するのであれば、それこそ映画においてそのような恋愛映画はたくさん観てきた
 今、アバターという大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督の作品だが、特に監督が凄いとも思わないしごく普通の映画に僕は思っているしかし音楽は良いね

 しかし、あえて逆説的なことを言うけれど今挙げた映画は観るなと言っているのではないむしろ僕が言いたいのはその逆で絶対に観て欲しい
 あくまでも映画というのは人によって好き嫌いがあるのは仕方が無いし、世代が変われば考え方も違うし、また色々な意見があるのは良いこと
 この映画は観て損するから、観るのを止めろなどというような野暮なことは僕は言わないちなみに今まで挙げた映画は全部、DVDやビデオだけでなく映画館でも観ています映画館で観ていないから今までに挙げた映画の良さがわからないのだと言うような否定的な意見は僕には通用しませんもっと他の理由を挙げて、コメントに意見を述べてください

 逆に僕はこの映画は満場一致で感動する名作だと思っている映画で意外に批判的意見が多いのが、今回紹介するニュー・シネマ・パラダイス
 主にこの映画の批判的記事としてただ単に面白くないと述べている記事が多かったが、僕が最も映画愛を感じる作品として挙げるのがこの映画だ
 しかし、僕はこの映画を観るのは実は今回が20年振りなるちなみにこの映画は劇場ではなくビデオでしか観ていません
 でも僕が当時観た、ニュー・シネマ・パラダイスは多分2時間ぐらいの作品を観たと思うのだけれど、今回観たニュー・シネマ・パラダイスは3時間という長編しかも今回のは完全版と付いている
 確かにディレークターズカット版と言って、劇場公開版よりもDVDの方がシーンを付け足して長い場合があり、そういうのは僕が知っている限り全部失敗
 無駄に贅肉を足している感じがして、劇場公開版より面白くないのだ
 そういうところにも注目して今回は3時間バーションのニュー・シネマ・パラダイスを観たけれど、果たして今回観た感想は・・・それではストーリーを軽く紹介しよう
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 現在ローマに住んでいるサルヴァトーレ(ジャック・ぺラン)は映画監督として成功を収めているが、彼は結婚もせずに、数々の女性と付き合っていた
 そんな彼のもとに、故郷のシチリアの母親から電話が掛ってくる
 アルフレード(フィリップ・ノワレ)が死亡したという連絡だった
 その知らせを聞いたサルヴァトーレ(ペラン)の脳裏に30年前までシチリアで過ごした少年時代から青年時代の思い出が走馬灯のように駆け巡る

 サルヴァトーレが少年の頃、お母さんからのお使いを頼まれて買い物に行くフリをしていつも映画館へ通っていた
 いつも母親に怒られていたサルヴァトーレだったが、彼は映画館の映写室へ行くのが楽しみだったその映写室にいるのはアルフレード(ノワレ)だったが、いつしかサルヴァトーレとアルフレード(ノワレ)との間に友情が生まれる
 次第にサルヴァトーレは映写室でのアルフレード(ノワレ)の仕事を観る内に彼の仕事を覚えて、アルフレード(ノワレ)の代わりにサルヴァトーレが映写室での仕事を手伝うまでになる
 この時代は大人にとっても、子供に取っても映画が唯一の娯楽だった

 ある日、映画館内で映画を観られなかった人のためにアルフレード(ノワレ)とサルヴァトーレは屋外で映画を観られるようにした屋外の人達は大喜びだったが、映画館はその時火事で炎に包まれる
 サルヴァトーレはアルフレード(ノワレ)を難とかして助けだすが、アルフレード(ノワレ)は失明してしまう
 この村では映写技師はアルフレード(ノワレ)しか居なかったが、彼の仕事の後を青年になったサルヴァトーレが継ぐことになる
 青年のサルヴァトーレにもエレナという好きな人が出来るが、エレナは良いところのお嬢様であり、二人の仲は進展しないがアルフレード(ノワレ)の助けでやがて2人は親密な仲になっていく
 しかし、兵役を迎えたサルヴァトーレはエレナと再会を誓うが、兵役に就いて以来サルヴァトーレはエレナと出会う事がなくなってしまう
 兵役を終えシチリアに戻るサルヴァトーレだったが、彼はアルフレード(ノワレ)からシチリアを出ることを勧められるそして、さらにアルフレード(ノワレ)から厳しい言葉を投げかけられる何があってもシチリアに二度と戻ってくるな

 それ以来サルヴァトーレ(ミラン)は30年間もシチリアに戻ることも無く、そして彼は母親に対しても30年間連絡すらしなかった
 そんなサルヴァトーレ(ペラン)だったが、アルフレード(ノワレ)の死去を聞いて、故郷のシチリアに帰ることにする
 サルヴァトーレ(ペラン)が30年ぶりに観るシチリアは当時とはだいぶ変わっていた彼の愛した映画館も今は廃屋同然になっていて、明日に爆破されてしまった
 そしてサルヴァトーレ(ペラン)はエレナの姿を見かけるが、それは・・・そして、サルヴァトーレ(ペラン)は30年前にアルフレード(ノワレ)が自分に言った事の意味を理解するときに、彼はその裏側の真実を知る
 そしてサルヴァトーレ(ペラン)はアルフレード(ノワレ)が映画の検閲によりカットしたシーンのフィルムを見つける

 ローマに戻ったサルヴァトーレ(ペラン)は1人で映写室に篭り、そのカットされたシーンをつないだフィルムを見て・・・まさに映画愛を感じるラストシーンは映画を観てください

 この映画を見ていると、例えばバスター・キートンや、映画カサブランカのポスターを見ることができたり、過去の名作であるどん底、揺れる大地といった過去の名作が流れるし、またさすらいという映画が効果的に使われる
 昔からの映画ファンにとっては、たまらないほど嬉しいシーンが出てくるのであるしかし、それと同時に映画における技術的進歩が垣間見る事が出来て、そして映画という娯楽が、既にテレビやビデオ(まだDVDは1989年公開時は普及していません)によって廃れていった事に対する嘆きが感じられる
 僕はこのニュー・シネマ・パラダイスと言う映画は映画の中の映画だと思っている
 そして映画愛がたくさん詰められた映画である
 この映画をつまらないと感じる人の理由を考えると、やっぱり映画に対する捉え方が違うのだと思う僕が映画を興味を持った時は、シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーが出演していたようなアクション映画全盛時代
 確かにアクション映画ばかり見ている人が多い僕の世代では、この映画に対する感動がどこにあるのかわからないのかもしれない
 今回改めて観て僕には昔は映画しか娯楽が無かった時代を知ることが出来て、興味を持ってみることが出来た
 しかし、今回の3時間バージョンはどうやらサルヴァトーレとエレナの恋愛関係が丁寧に描かれているのかな僕は昔観た2時間バージョンの方が映画に対する想いがよく伝わる映画だったように思うけれど
 ちなみに監督はジュゼッペ・トルナトゥーレ彼の映画では、同じくシチリアを舞台にしたマレーナも綺麗な映画でお勧めですよそれに音楽も良いしね
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コメント (2)
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