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世界的な不景気が続く現在において、未だに記憶に新しいリーマンショック。アメリカの投資銀行が、住宅の値段が上がり続けていることを背景に、まるでお金を返せる責任能力の無い人にまで住宅購入を積極的に推し進めるために、住宅ローンを高い利息で貸し付けるサブプライムローンがリーマンショックを引き起こした原因の一つとして挙げられるだろう。
そんな社会問題をどうしてもイメージさせせてしまうSFアクション映画が今回紹介するレポゼッション・メンです。
さて、ストーリーは近未来において人々は人工臓器を手に入れることによって寿命を延ばし続けているが、高額な人工臓器ローンを決められた期日までに払えない者に対しては、レポゼッション・メンと呼ばれる腕利きの人工臓器回収人が容赦無く、人工臓器を回収しにやって来る。サラ金の取り立てぐらいならば命を奪われないが、ここに登場するレポゼッション・メン達は合法的な死刑執行人だ。
ジュード・ロウ演じる人工臓器回収人であるレポゼッション・メンの1人が、今日もいつもと同じように人工臓器ローン未払いのお客さんのところへ人工臓器をレポ(回収)しに行くと、自らが気絶するほどの事故に遭ってしまう。
そして目が覚めたら病院のベッドの上。しかも自らの体にはハイテクな人工心臓が組み込まれていた。自分宛に送られてくる人工臓器ローンの請求書を見て、回収人が回収される側に立つことによって、今までの自分の行いを深く反省、いや反省するヒマがないほど、かつての仲間だったレポゼッション・メン達が猛烈に追いかけてくる。果たして、ジュード・ロウ氏は逃げ切れることができるのか
腹を切り刻んで人工臓器を取り出すシーンのえげつなさ、血が飛び散る斬新なアクションシーン、人工臓器だらけの美女とのスリル満点の逃避行、そして愛し合いながら臓器を取り出すSMシーンなど見どころがたくさん。ちょっと痛いシーンが多いが、意味深過ぎるラストシーンまで目が離せないレポゼッション・メンを紹介します
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近未来において、大企業ユニオン会社が開発した人工臓器によって人類は延命することができた。しかし、高額な人工臓器ローンを期日までに払えない者に対しては人工臓器回収人であるレポゼッション・マンが送り込まれる。
ユニオン会社の人工臓器回収人であるレミー(ジュード・ロウ)とジェイク(フォレスト・ウィテカー)は小さい頃からの幼馴染みで、時には共同で人工臓器回収に乗り出し、そして2人は回収した人工臓器の数を競い合う仲良しだ。
ところがある日、有名ミュージシャンの人工臓器回収に向かったレミー(ロウ)だったが、意識を失うほどの事故に遭ってしまう。目が覚めた時、病院のベッドの上。しかも人工心臓が体に組み込まれていた。さらに多額の人工臓器ローンを勝手に背負い込んでしまうことになってしまった。
回収する側から回収される側に立たされたレミー(ロウ)は、レポゼッション・メンとしての仕事に嫌気がさしてしまい、体中が人工臓器だらけで、同じく人工臓器ローンを抱えている美女のベス(アリシー・ブラガ)と一緒に逃避行に出ようとするが、かつての仲間のジェイク(ウィテカー)やレポゼッション・メン達が追いかけてくる・・・驚きの結末が何を意味するのか?最後の最後まで目が離せない展開は映画を観てください
リアルに痛いシーンが多く出てきますが、人工臓器回収という笑うに笑えない設定が楽しい映画です。レポするという台詞を僕も実生活で使っていくつもりです。
主演はプレイボーイの役が似合う二枚目スターのジュード・ロウ。この人のお勧め作品となるとSF映画の名作ガタカ、軍事アクションながら一対一のスナイパー対決が楽しめるスターリングラードもお勧め。そして名優マイケル・ケインとほとんど2人しか登場しないガチの対決が見られるスルースもお勧めできます。
ジュード・ロウの幼馴染みにして、彼を追いかける立場になってしまうジェイクを演じるのが黒人俳優のフォレスト・ウィテカー。ラスト・キング・オブ・スコットランドではアフリカ、ウガンダの独裁者インディ・アミン役で名演技を見せました。クリント・イーストウッド監督で実在のミュージシャン、チャーリー・パーカーを演じたバードがお勧め、そして日本人必見・・・とまでは言いにくいですが、武士道精神を描いた葉隠を題材にしたジム・ジャームッシュ監督作品のゴースト・ドッグは色々な意味で楽しい映画です
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