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サッカーW杯において我らが日本代表がカメルーン代表を降した



しかし、予選最後のデンマーク戦は勝って欲しいね

デンマークで思い出したけれど、デンマークは良い映画がたくさんあるね


他にラース・フォン・トリアー監督は奇跡の海、ダンサー・イン・ザ・ダーク、ドッグヴィルなど衝撃的問題作などもある

そして今回紹介するのが最近ハリウッドでベニチオ・デル・トロやハル・ベリーの二大スターが出演した悲しみが乾くまでを撮ったデンマークの女性監督スザンネ・ビアの作品であるある愛の風景

しかしこの映画のタイトルは駄目だ


もし、自分がこの主人公だったら果たして・・・

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12時間後(?)に支援のためにアフガンニスタンへ向かおうとしている軍人であるミハエル(ウルリク・トムセン)は、その間に弟のヤニック(ニコライ・リー・カース)を刑務所へ迎えに行く

兄のミハエル(トムセン)は少年時代から成績、スポーツ万能で両親の自慢の息子であり、妻サラ(コニー・ニールセン)と2人の幼い娘がいる良き夫で、良き父親だった

一方、弟のヤニック(カース)は兄とは正反対の性格で、酒を飲むだけで仕事もする気が無くそして銀行へ押し入って女性に銃を突きつけたために服役していて、出所するところだった

兄のミハエル(トムセン)の歓送会を家族で開かれ、弟のヤニック(カース)の長い刑期のために久しぶりに家族が揃うが、ヤニック(カース)は父親から責められ居所が悪かった

ミハエル(トムセン)は愛する妻のサラ(ニールセン)と娘2人に暫くの別れの抱擁を交わす

アフガニスタンにおいてミハエル(トムセン)は到着早々にデンマーク出身の電気通信係の男が、アルカイダの捕虜になっており早速救出作戦に向かうが、途中でミハエル(トムセン)の乗った戦闘機はアルカイダによって爆破される

デンマークにいたサラ(ニールセン)の元に夫のミハエル(トムセン)の死亡が伝えられる


夫の居ない生活に寂しさを覚えたサラ(ニールセン)は、夫のミハエル(トムセン)の弟のヤニック(カース)を今まで単なる暴漢だと思っていたが、ヤニック(カース)の優しさを知り、そしてヤニック(カース)もサラ(ニールセン)のために献身的になり、兄のミハエル(トムセン)とサラ(ニールセン)の娘2人の良き遊び相手になっていた

しかし、サラ(ニールセン)とヤニック(カース)は義姉弟の間柄であったが、いつ愛し合う関係になっても可笑しくなかった雰囲気がある

アフガニスタンにおいて死んだと思われていたミハエル(トムセン)は奇跡的に生きていたが、アルカイーダの捕虜になってしまっていた


絶望的になっているこの電気通信係の男に必ずデンマークに帰れると勇気づけるミハエル(トムセン)だったが・・・


サラ(ニールセン)の元に、夫のミハエル(トムセン)が生きていた連絡が入る


しかし、アフガニスタンから帰って来たミハエル(トムセン)は以前とはまるで別人になっていた


ミハエル(トムセン)はついに妻サラ(ニールセン)に対して暴力的になり、慌てて駆けつけた弟のヤニック(カース)に対しても暴力的になる

果たしてミハエル(トムセン)が経験したアフガニスタンでの出来事とは・・・映画を観てください

良き兄貴と悪童の弟があることをきっかけに良き弟とすっかり変わってしまった兄に変わってしまう逆転現象がこの映画の大きなポイント


そこへ実は兄は生きていたが、兄が捕虜になっているときに犯した行為がトラウマとして兄について回る

果たしてアフガニスタンで兄に何があったのか


戦争において悪の行動が一転した善の行動になることが恐ろしいし、また戦場では善の行動だったが、日常的な生活においてそれは一生トラウマとして生きていかなければならないことは非常に辛いことである

この家族の崩壊、そして僅かな光を求めて再生に向かおうとするこの映画は人間ドラマとして傑作です

今回紹介したある愛の風景は今年、マイ・ブラザーという題名でハリウッドでリメイクされて、日本でも現在公開されている


しかし、このような重厚な人間ドラマを生み出すデンマークは、やっぱり今回のサッカーのW杯において強敵だと感じる


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(要約)
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