褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 勇気ある追跡(1969) コーエン兄弟がリメイクしたけれど

2011年03月03日 | 映画(や行)
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 ジョン・ウェインの役をジェフ・ブリッジスが演じて、この少女の役をついこの間アカデミー助演女優賞に14歳でノミネートされたという女の子が演じて、この若い兄ちゃんをマット・デイモンが演じて、この場面でコーエン兄弟ならギャグを入れてきて・・・僕が好きなコーエン兄弟の新作トゥルー・グリットが公開されるにあたって先にリメイク基を観たのだが、どうやら先述したように余計な事ばかり考えてしまった
 はっきり言ってリメイク基を先に観たのが大失敗

 今回紹介する勇気ある追跡トゥルー・グリットのリメイク基です。ジョン・ウェインがアカデミー主演男優賞を取ったことで有名?な作品ですが、一風変った西部劇勧善懲悪、単純明快な型に嵌った西部劇を想像していたのだが意外にコメディ感に溢れていた。

 父親を殺された14歳の少女が、アル中で初老の保安官と途中からドサクサに紛れ込んできた若いテキサスレンジャーを連れて仇き討ちに向かう忠臣蔵が大好きな日本人も喜びそうなストーリー。幼い少女が父親を殺され、いざその仇討ちと聞けばどこと無く悲劇的少女に肩入れしたくなる展開が予想されるが、全体的な印象はそのような悲劇性は感じられない。

 この映画の見所はそのような復讐劇ではなく、まだ14歳の少女がアル中の初老の保安官とドサクサに紛れて出会った若い兄ちゃんに対して偉そうな口を聞くのが非常に楽しいロードムービー14歳の少女に大の大人が振り回されるのが笑える映画

 ちなみに邦題は勇気ある追跡だが、原題がTrue Grit(トゥルー・グリット)、意味は真実の不屈の精神といったところか14歳の少女が不屈の精神を見せる勇気ある追跡を紹介します

勇気ある追跡 [DVD]
ジョン・ウェイン,グレン・キャンベル,キム・ダービー,ロバート・デュバル,デニス・ホッパー
CICビクター・ビデオ


 14歳の少女マーティ(キム・ダービー)の家族は牧場を経営していて両親と弟と妹がいる。彼女はしっかり者で家計を任されていた。彼女の父が雇い人のトム(ジェフ・コーリー)を連れて商売に出かけるが、父とトム(コーリー)は道中で立ち寄った酒場で喧嘩になりトム(コーリー)は父を銃で殺害

 父がトム(コーリー)に殺された事を知らされたマーティ(ダービー)は復讐を決意しかし、トム(コーリー)は地元の法が及ばない先住民地区へ逃げてしまっていた。
 マーティ(ダービー)は酒飲みだがガッツのある初老の保安官コグバーン(ジョン・ウェイン)に目を付け、彼に先住民地区へ逃げたトム(コーリー)を捕まえる助けを頼み込む。
 初めは乗り気でなかったコグバーン(ウェイン)だったが、あの手この手で頼み込んでくるマーティ(ダービー)に根負けして、トム(コーリー)を捕まえる手伝いをすることに。またコグバーン(ウェイン)にも前から先住民地区へ逃れているならず者のネッド(ロバート・デュヴァル)を捕まえる機会でもあった。

 コグバーン(ウェイン)とマーティ(ダービー)の前にテキサスからやって来たラ・ボーフ(グレン・キャンベル)という若者が現れる実はトム(コーリー)には前科があり賞金が懸けられていた。ラ・ボーフ(キャンベル)はトム(コーリー)を追いかけていたのだった。

 マーティ(ダービー)とコグバーン(ウェイン)とラ・ボーフ(キャンベル)の三人はお互いにいがみ合いながらもトム(コーリー)とネッド(デュヴァル)を捕まえに先住民地区へ向かうが・・・続きは映画を観てください



 緑豊かな大自然そして西部劇に必要不可欠な音楽後半で見せる勇気丸出しの驚きのガンアクション。個人的にはお勧めしたい西部劇だ。しかし、ジョン・ウェインのダメキャラぶりが意外だったが1960年代後半という西部劇の終末感がこのジョン・ウェイン演じるキャラクターに感じる。
 この映画の最も大きなサプライズが非常に若いロバート・デュヴァルデニス・ホッパーが見られること無名時代のデニス・ホッパーは古い映画を観ていると思わぬところで時々見かける。
 果たしてこの映画をコーエン兄弟がリメイクするとどのような内容になるのか。西部劇のリメイクというのは意外に少ない気もするので現代的なテーマをどのように絡めてくるのか楽しみです

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競馬 アーリントンC反省&阪急杯反省&中山記念反省

2011年03月03日 | 競馬予想結果
 
 先週の競馬はボロボロ。特にアーリントンCは2着が抜けていました。この頃競馬は調子が悪いので競馬の予想のブログは一旦お休みして、しばらくは映画の記事ばかりアップしようと思います。
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