しげるの自遊学

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早春賦歌碑建立記念コンサート

2010-04-04 17:54:41 | 音楽




 一寸肌寒い4月4日(日曜日)の午後、桜が満開の駒込の龍光禅寺で、早春賦歌碑建立式典と記念コンサートが開催されました。「早春賦」の作詞者の生誕地・大分県臼杵市、歌の舞台と言われている長野県安曇野市、大町市には「早春賦」の歌碑があるそうです。菩提寺にも早春賦の歌碑を建てたいという想いで、作詞者・吉丸一昌の没後95年という節目に歌碑の建立が決まり、今回それが完成したのだそうです。

 寺の境内で歌碑建立記念式典があったので出席してきました。式典のあとは、お寺の本堂で「吉丸一昌」顕彰コンサートが開催されましたが、今回で5回目になるそうです。

 今回の式典では、森岡紘子さんが司会を務め、吉丸一昌氏のお孫さんや関係の方々が出席され感動的な式典でした。式典の模様はブログご参照。早春賦歌碑建立記念顕彰コンサート

 コンサートの司会は真理ヨシコさんで、ご自分も素晴らしい歌を披露されました。森岡紘子さん、竹内直美さん、栗田真帆さんの重唱をはじめ、珍しいチェロとピアノによる二重奏の早春賦など、盛り沢山の曲目があり、時間の過ぎるのを忘れるほど聴きごたえのあるコンサートでした。そしてコンサートの最後は、参加者で心を合わせ、歌を合わせ「故郷を離るる歌」(作詞:吉丸一昌、作曲:ドイツ民謡)と「早春賦」を歌って解散になりました。それにしても、「早春賦」は歌詞はもとより、曲も実に素晴らしいです。



(コンサート参加者には、「早春賦まじゅう」1ケが配られたのですが、帰りに一箱買ってしまいました)