久しぶりに中学時代の同級生3人で会うことになった。一人の友人ががんの治療をしているのだが、仲の良かった3人で会いたいという。何故か、浜離宮に行ってみたいという。で、新橋で会うことを約束、三人とも少し早めに待ち合わせ場所に到着。お昼の食事時間はどこも混むだろうと思い、私が食事処に予約を入れておいた。
歳をとったせいか、皆早めに到着する。予約した食事処は11:30からだという。しばらく外で待っていたのだが、11:20になったので、食事はともかく、中へいれてくれないかと頼み込んだ。食事開始は11:30でも、中へ入って座らせてもらえばいいかなと思ったのだ。しかし、レストランの若い男は頑として、「11:30にならなければ入れない」と言う。病人もいることだし、座るだけでいいのだと言ったのが、レストランの若い男は、あくまでも「11時半にならないと入れない」という。
売り言葉に買い言葉、「予約はキャンセルする」と言って、その店を出た。レストランは2階にあり、1階は同じ経営の物産店である。「1階のお店でぶらぶらされたら如何ですか?」とか、もう少し言いようはあったと思うのだが、レストランのあの物言いにはあきれた。
別の場所で食事し、3人で浜離宮に行った。一人の友人は、なにか浜離宮に特別の思い入れがあったのだろう。それが何かは聞かなかった。好天で風もなく、散策にはもってこいの一日だった。