16日(日曜日)、地区の敬老会が公民館で開催された。正直、行くつもりは全くなかった。ところが、今年はわざわざバスを仕立てて近くまで迎えに来るという。そこまでやるのなら仕方ない、行ってみようかと重い腰を上げたような始末。
式典というのは、相も変わらず、つまらない挨拶ばかり。いい加減うんざりしていたのだが、第二部が始まったらこれが実に面白いのです。アルパという楽器を3人の若い女性が演奏するのだが、これが実に魅力的な音楽でした。アルパというのは、南米パラグアイの楽器だそうで、ハープと似ている。このアルパとギター(男性1名)で合奏が始まったら、会場もその美しい音色に一寸どよめいた感じだった。
「コンドルは飛んで行く」、「コーヒールンバ」、「エーデルワイス」ほか7~8曲が演奏された。曲の始まる前に、楽器や曲についてリーダーらしき女性の説明が入るのだが、この説明というか解説がまた素晴らしかった。落ちついて歯切れよく、実に分かりやすい説明だった。
演奏が始まってからあわてて、持参したデジカメの機能を使って録画しました。残念ながら、映像の方は人様の頭が写っていて鑑賞に堪える代物ではない。仕方なく、音だけを取り出して上記のような音楽CDを作成しました。音は決していいとは言えないが、まあ、当日の雰囲気を感じるのには十分でした。いっしょに行った近所の男性にもこのCDを差し上げたのだが、随分と喜んでいましたね。