(修善寺の裏の庭、紅葉が美しかった)
今年秋のシルバー修学旅行は、西伊豆方面だった。シルバー修学旅行もすっかり定着し、今年の秋でたしか5回目になる。例によって、今回も大型の車をチャーターし、幹事の一番若い男性が運転してくださった。有難いことである。男性4名、女性5名の総勢9名。
11月25日(火曜日)朝早く出発。最初向かったのが、修善寺であった。生憎の雨だったが、庭の紅葉が美しく、大勢の参拝者で賑わっていた。
次に向かったのが土肥金山。車を降りたとき、小生うかつにも、トイレ休憩と勘違いして、カメラを持参しないで、車を離れてしまった。ところが、ここが見所いっぱいの土肥金山だったのだ。金鉱のあとの珍しいスポットなのに、肝心のカメラなし。残念至極。
土肥金山で昼食して向かったのが堂ヶ島。ここで遊覧船に乗った。国の天然記念物「天窓洞」が、割合最近、新聞に紹介記事が掲載されていた。暗い洞窟に光が差し込むと、海が青く輝く。神秘的で、幻想的な光景だった。写真を撮ったのだが、暗い写真ばかりで、残念ながら観るに耐えられないものばかり。残念!カメラの腕の未熟さを嘆くことしきりである。
次いで、「長八美術館」。館内の係りの女性が、一々丁寧に作品の説明をしてくださり、あまりの作品の素晴らしさに声も出ない。このあと、一日目の宿泊場所、「松崎伊東園ホテル」へ。この夜、珍事が発生した。男性は二人づつ一部屋に宿泊したのだが、同室の男性がお酒の飲みすぎで、夜中に倒れてしまったのだ。倒れこんで起き上がれない。無理に起こさないで、しばらくほっといてくれという。で、そのままにしていたのだが、そんな状態が続いた時間がものすごく長く感じられた。ほっといていいのか、助けを呼ぶべきか、大分迷ったのだが、結局30分くらいで回復、特に何事もなく時間が過ぎた。やれやれ。
翌日は下田。ここも見所いっぱいであった。下田、了仙寺。幕末にペリーと日本全権との間で日米下田条約だ締結された寺である。下田幕末にタイムスリップ、往時を偲ぶ。このあと、下田開国記念館を訪れた。残念ながら、館内は撮影禁止だった。
市内散策のあと、ロープウエイで寝姿山へ。ロープウエイを降りてからも、皆さん元気よくどんどん上へ登って行った。山道の両側に、いろいろな花が観られ、目を楽しませてくれる。(お花の知識があれば、もっと楽しかったかもしれない)
天城超えで、向かうのは浄蓮の滝。階段を降りて滝のほうへ向かうのだが、雨も降っており、足元が悪い。階段を降りるのは、正直辛かった。それでも、轟音を発する滝には、やはりなにか神秘的なものを感じ、来てよかったし、嬉しかった。このあと、伊豆縦貫道→東名高速をひた走り帰路につく。帰宅後、近所のお蕎麦屋さんで打ち上げ。幹事さんに感謝!感謝!