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糖尿病は薬なしで治せる (角川oneテーマ21) |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA / 角川書店 |
目の具合が悪いので眼科専門の医者に行ったのだが、個人の病院でどうにも好きになれなかった。女性の看護師が3~4人ほどいるのだが、ほとんどなにもやっていなくて、手持ちぶさたの様子。新しい患者の視力検査ぐらいしかやっていないのだ。それでいて病院は混んでいる。もう少し、看護師にも仕事をさせたらいいのに、などと眺めていた。医者一人がきりきり舞いというなんとも奇妙な医院。
そんなわけで、別の機会に、別の総合病院の眼科へ行ったというわけ。この総合病院では、眼科の診察のあと内科の診察を受けるよう指示された。内科で血液検査をされ、一週間後に来いという。一週間後に再び内科へ行ったら、血糖値が高いから、糖尿病の薬を処方するという。私自身、糖尿病のことはあまり詳しくはない。数値は高いことは高いが、左程危機的な数値とは思っていなかったが、薬の服用を勧められた。しかし、簡単に薬を処方するという態度に、正直いい気がしなかった。もう少し丁寧な説明が欲しいと思った。結局、薬はもらったが、納得がいかないので今日までついぞ飲まずじまい。
たしか、糖尿に関する本が家にあったなと、思い出して探してみたのがこの本だ。この本は実に説得力がある。なにしろ著者が医者で(糖尿病専門ではないが)、自身「糖尿病」と宣告されながら、薬を使わず治療したとあるのだ。
この本に書いてあること: これからは自分の健康は自分で守らなければならない時代である。医療費が高騰し、健康保険でまかなえる部分も頭打ちなってきた。医者に全幅の信頼を置いて治療を任せる時代は終わったとある。つまり、自己責任によって治療の選択をすることが要求されるようになったのだ。自分の健康は、それこそ自分で気をつけていかねばならない。生活習慣を変えずに、薬を飲んで安心することだけはやめなさい。まあ、ざっとこんな趣旨のことがくわしく書いてあり、なによりも著者がご自分で実践されて糖尿病を治されたので、説得力がある。
まあ、そんなわけで、私は今日もまた妻に誘われ、ウォーキングに出かけました。