枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

爽やかな季節の中で

2010年05月06日 | Weblog
 爽やかな?というより、汗ばむのですが、着ている物での調節で、暑さが凌げるのはいいですね。どうにも機械をつけるのは苦手です。まあ我が家では有り得ません。冷暖房がないのですから。しかし勤務先では、そうもいきません。困ったことに、私以外の者は、割合無頓着ですから、自分の都合で、暑いだの寒いだのを言う。衣類を調整したりすることは、考えてもいません。考え方の基本が違っているのです。

 高齢者になればなるほど、自分での体温調節は難しく、特に急激な暑さや、寒さには耐えられません。それなのに待たせる。という事はどうでしょう。命の危険にさえも及びます。そういった配慮に欠けていては、資格があっても、人間としては疑問です。お粗末なこと由々しきことです。また、介護に当たっては、金品の授与は受け取らないのが基本です。ところが職員が平気で受け取っており、更に自分たちだけで食べればいい。とまで言うのですから情けない。

 長年の勤続で、常態化したり、慣れてしまっていて、介護の基本をすっかり忘れている。口でどんなにきれいごとを言っても、している実態がこうでは、申し開きはできない。源氏物語や、更級日記、奥の細道。日本の古典も佳い。どういった本であれ、心理的な描写を読み取れれば、それらが役に立つこと請け合いですね。自分自身を育てる意味でも、本を読むことは大切です。サンタさんの本を読む前に、『現代農業』の4月号に、乳酸菌のことが載っていて、夜盗虫に効くとはびっくりです。

 知識は一つのことに集中するのも佳し。また広く浅くもいいのです。どうあればいいという決まりはありません。同時に、覚えた知識を教えてあげられれば、自分で納得できた筈ですから、身につくというものです。芸は身を助ける。と言いますが真実ですね。私は、虎の巻きを手元に置いていて、忘れたら読み返します。因みに、『藤井旭の天文年鑑』、『四季の星座』。リエさんが贈ってくれた、『日本の薬草』は必見書です。

 星座関係の本では、藤井旭さんや、日下英明さん。野尻抱影さんの話には、其々の特徴があって、瞬時に引き込まれてしまいます。私の文章は、いつも気儘な自分勝手なもので、脱線しながらほくそ笑んでいる。すっかり横道に逸れ切って、恒星間移動してしまう。ワープを幾度も繰り返すと、ブラックホールに突入になる。あ・如何。また進路不透明になった。

 リエさん。切符の購入には、得割が利きました。期日がわかっているので、随分お得になります。電話で話した物も、とてもいい物が手に入りました。ちゃんとした目利きがしてくれましたので、当日待っていてくださいね。サンタさんも、迎えのことを随分心配してくださっていました。不慣れな方向オンチで、心痛や余りあることだったのでしょう。皆さんにお会いできるだけで、すっかり舞い上がっているわたくしには、ちょっとばかり耳が痛かったです。

 AIちゃんのお祖母ちゃん。おいでになられるのですね。必ず会えると思っていましたよ。不躾者ですが、お話ができるといいです。ほんとうに楽しみです。リエさんの叔母さまが神がかりになっている。とか言われておられますが、実は、背筋が寒くなるような、体験をしました。先日のことですが、いつも水を頂きにあがるAさん処に、小引き出しがあって、それが何やら話しかけてくるのです。連れて行って、帰りたい。暗い、狭いとか呟く。

 それの解決法として、誰かにもらってもらう手筈をしまして、4段ある一番下の引き出しに、手紙が詰まっていたそうです。その小引き出しを作った方のでした。材料も最高なら作り手の心も半端ではなく、精魂込めた作品だったらしい。百万は下らない品です。小引き出しが喋ったというのも、引き出しの中にあった手紙が原因ですが、何故それが私に聴こえたのか?全くいい加減なことを言っているようで、嘘でない証明をしてしまった。

 真実、ここまで当たるとは思わなかったのです。聞こえない声が聴ける。という不思議な体験には、私自身が最も驚きました。私くらいの能力は、きっと誰にでもあるのだと、思うのです。目が見えないとか、耳が聴こえないとかいう以前に、何か本能で知る。教えてもらえるのです。但し、そういった一連のことに敏感でなかったり、見逃してしまっていると、俗世の通り一遍のことにしか、想いが至らない感覚に陥るのです。

 何よりも、自然の中に身を置いて、逆らうことなく、流れに任せることもいいのではないかしら?現実逃避になるのでしょうか。それでもいいように思えます。心を病んでしまうより、自分をしっかり持っていられることは、それだけで凄いことですね。誰でもない、自分であることが大切ではないかしら?私の言うことを半信半疑で聴きながらも、信じてくれたAさんには、感謝の言葉以外ありません。
コメント
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