枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

天に星、地に花、人に愛

2010年09月17日 | Weblog
 中学校の卒業式の寄せ書きに、国語の女教師が書いてくれた。15歳の時には、それがどうということでもなく、深く考えることもしなかった。この年になって、その当たり前といえば、当然のことが、失われていっていることに気づいた。宇宙に星が瞬いていることも、地上に花が咲いていることも、どうでもいい環境になっている。況してや、人間に愛などあろう筈もない。自分自身のことばかりで、私利私欲に突っ走る人間の群れである。

 国民のことを一番に考えます。という政治家は、月収にしても、年収にしても、我々庶民基準の給料では、足元にも及ばない。一体、そのお金で、どんな贅沢な暮らしをしているのか?そうでないというなら、国民の平均的な給料での生活をしてはどうか。そのお金があったら、どれだけの国民が生活できるのだ。何もしない人間にあげてもらっては困るが、真面目に一生懸命働いている者には、賃金カットなどあり得ない。

 エコポイントだの、地デジだのと賑やかだが、そういったこととは無縁の者も居る。できるなら、放っておいてほしい。大きなお世話というもの。人間の自由は守られなければならない。それなのに、強制的な感が強い。テレビなど、今のままで充分に観えている。こういった小さなことから、人間は流されていって、戦争を始めてしまったのだ。真の豊かさとは何なのか、人間は本気で考えなければ、滅びてしまうのかもしれない。

 鉈豆が、大きくなっていた。水遣りをしていて見つけた。今夏は、これが最後かな。と、いっても既に秋だが、暑い間を生ってくれるから、涼しくなったのでは、無理があるような気がする。プランター栽培にしては、よく生ったと思うよ。今年は種からしたが、来年には苗を買ったのがいいかもしれない。芽が出るまでは気が抜けないもの。今は、パンジーとカーネーションを蒔いている。発芽してきたが、さてどうだろう?

 枇杷葉の、葉の中心が気になる。ここに苞が出来てくれないと、花芽は咲かず、従って実も生らないのです。10月の下旬ですから、未だ先ですが、それまでが気を揉んでしまう。なんだか過保護の心配です。いかんなぁ・・・。花芽のつき具合と、咲いているさまが見事なだけに、心配が尽きません。それにしても、涼しいのを通り越して、今日は寒いです。私の体感温度がおかしいのだろうか。

 今年、種を植えた枇杷の苗。8月の下旬になって、ようやく発芽した。暑過ぎると、枇杷の種は発芽しないのか?それとも、他に理由があったのかな?自然の掟の厳しさを、垣間見たようでした。
 
コメント
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