枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

潤いの雨に・・・

2012年04月11日 | Weblog

 春の雨はやさしい、と唄ったのは小椋佳さんで、濡れそぼる雨を見ていると、何だかそんな気がしてくる。庭の花木は、生き生きとしている。今年の冬場は、案外雨が降ったのだが、春先には花が咲き競うので、天水はありがたい。

 クリスマスローズが満開になっているのにも、水遣りを忘れると萎れてしまう。風が意外と水分を飛ばす。路地にだといいが、鉢やプランターではそうもいかない。それと夜間の水遣りは禁物。仕事が早出の時には困ってしまうのだ。

 如何なる理由にしろ、花が咲けばいいのではなく、その後の管理の方が、悩むことが多い。海棠も、昨年に咲かなかった原因が不明。今年は、寒中に枇杷葉エキスを何回も塗布し、祈る気持ちで蕾を待った。甲斐あって、花の咲くのが愉しみ。

 枇杷葉を、鹿が好むらしい。一昨年に枇杷苗を数本あげた方が、油断していて網から入られた。と残念そうに言われた。そうか、鹿も餌がないんだ。我が家の庭には出没しないが、山はすぐそこで、鹿はいるのだ。

 猪も、瓜坊くらいならいいが、小山のような体躯では、仰天してしまう。自然からの恩恵には、野生の生き物も含まれる。人間は自分達のことしか考えない。我が家には、たくさんの枇杷苗があるから、フェンスの外に植えておこうか。

 勤務していて、肩と手の付け根を思いっきり打った。肩は腫れているようだ。帰宅して、生の枇杷葉と蒟蒻とで湿布をしている。痛みが半減した。手の付け根には、焼酎漬けの枇杷葉を貼った。親指の辺りだが、折れていなくてよかった。

 何時如何なることがあって、何に必要かはわからないが、焼酎に漬け込んでおくことの大切さを思った。いざという時に、平素から準備していれば、何という事もない。備えあれば憂いなし。格言の意味がじんわりとする。

 玄関の梅の根元に、植えた種から発芽。ちょうど1ヶ月。その後、鉢に移植され、もらわれて行った。

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