枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

古典落語

2012年04月26日 | Weblog

 久々に、落語を聴きに行く。勤務を、早出に代わってもらってのこと。帰宅して着替えて、速攻である。雨が降っている。春雨です。枇杷葉茶を水筒に入れて、パンをバッグに入れ、『百姓が地球を救う』を持って出かけた。

 駅に着き、そこから市内電車に乗り、目的地まで数分歩く。和室のホールには30人ばかり。あんまり儲かっていない。っていうか、落語に興味のない人間が多いという事。Aさんご夫婦とその友人に私。1時間半、愉しい時間が持てました。

 噺家にも、いろいろあって、本業はそっちのけで、何をしているんだ?という方もおいでだが、桂文我という方は、雰囲気が落語家で、噺方が違うの。声もその道の美声です。この方の師匠の、桂枝雀には興味がなかった。

 人間、ある一定の年齢が来ると、妙に古典物に填まってしまうことがある。Aさんのご主人にお誘いを受け、心を動かされて寄せてもらったのが憑きの始まり。それから娘夫婦と共に何回か出かけていた。最近は、仕事の忙しさに追いまくられてもいた。

 母が逝き、父も亡くなり、心の穴が空いて、一気に空虚になった。それでも仕事に懸命で取り組んできたが、行き詰ってしまった。自分のしていることが空回りで、眠れなくなって、昼寝をする始末。ドンドン穴に落ち込んで、気づけばどうでもよくなっていた。

 これではいかん。と、案内の来ていた落語に心を向けた。ところが勤務は変更ができない。止む無く時間を代わってもらって、電車に乗った次第。この日の出し物は、『淀川』『菊江仏壇』『居残り』。本題は無論ことですが、余談ごとも愉しかった。

 光度を上げていく金星。宵の明星、明けの明星とも呼ばれる。今月の30日には最大光度のー4.5等になります。

コメント (2)
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