枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

部分日食

2012年05月21日 | Weblog

 全国各地つづ浦々で、金環日食、或いは部分日食が、観られる振れ込みに、すっかり舞い上がっていたようです。定例の朔日ですので、塩を換えるために、この日には休みをもらう。旧暦での行事なので、このところ執り行っているのだ。

 絶好の日食日和。太陽の光は燦々と降り注ぐ。ところが、日食が始まると、ひんやりとした空気に寒さを覚える。十数年前にも体験しているが、その時には然程感じなかったのが、今回は上着を羽織ることになった。

 右裏の若嫁さんは、裸眼で観ようとする。正気の沙汰とは思えず、日食グラスを貸す。感嘆の声を上げていたが、いくらなんでも無謀すぎる。そういったものに金を惜しむとは。節約は他でしようよ。本来なら貸さないのだが、後味が悪いのは厭なのだ。

 早朝から起きての観測に、庭をうろうろしつつ、携帯での撮影を試みる。さて写っているかいな?PM7:30分前後の庭の様子も撮影。花の色が違うことに気づく。これが天岩戸なんだ。古の人々が、自然現象に恐れ戦慄いたことが伝わってくる。

 日食が終わったのは、午前9時過ぎ。そのころになって、お腹が減っていることに気づく。珈琲のスイッチを入れ、新聞に眼を通す。その後、布団を干し、洗濯物も干して、水遣りをした。これは風呂の残り湯を、バケツに汲んで行なう。

 昼時には、銀行に私用あり出かけ、いったん帰宅して、Aさんちに行く。水を戴きにだが、膝のてあてをさせてもらう。このところ真面目に、蒟蒻をされているようです。温圧療法は良く効きます。覚云う私も、体調がおかしいと、蒟蒻を腰に当てている。

 春爛漫の桜。ベンチに座って弁当を広げ、遠くを見ていたら、御衣黄があった。薄緑色の八重の花弁が清楚でした。

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