おおっ!宇宙にかかる、三日月と金星。絶妙のコントラスト、と勤務を終えて出た。あちゃ、携帯がない。わ・忘れて来たんだぁ・・・。今日を逃すと、明けの明星になってしまう。車を吹っ飛ばして帰宅。携帯は、台所のテーブルにあった。
携帯を引っつかんで、猛ダッシュする。山の際まで行けば観えるのだ。シャッターを何度も切って撮影した。美しい三日月と金星の輝きが見事。ため息が出ました。自然を、地球に棲まうことを、感謝して祈る。帰り道、小さな光が飛んできた。蛍!ラッキー!!
自然への感謝も、祈りも、神に捧げるもの。生きていられることを、真実ありがたく思う。未来を予測できなくても、ありのままに生かされていることの、何と幸せなことか。枇杷葉のパワーをもらいながら、この素晴しい一瞬を感じている。
5月21日から、旧暦では卯月です。夏です。田植が始まり、緑が薫る、若葉が繁り、風の波に揺られて踊る。祖母と野いちごを取り食べた、あの甘い懐かしい味には出遭えまい。苗代いちご、戸も言い、赤い実と黄色の実があった。
古里の山に、田畑に、たくさんの私が見え隠れする。祖母が、父や母が居て、自由奔放に遊ぶことができた。今は、どろんこ遊びも、物を作ることも、何処かの施設に行ってする。大人の造った建物の中でさせられる。
ブランコを作って。と強請る孫に、祖母は足場の笹を刈って、太い木の幹に縄をかけ、板を渡して作ってくれた。藪蚊に刺されるのも構わず、一人悦に入って漕いでいた。祖母の作ってくれたブランコは、私に合わせてあったので、とても乗り易かった。
最大光度ー4.5等星。この素晴しい輝きは、まさにビィーナスです。木星ー2.1等星。今は観えません。宇宙の姿は、日々変化があって、見応えがあります。