二十四節気 大雪 寒気盛んとなり、大雪となる気配も濃く、前の小雪に対し、大雪と言う。毎年十二月七日頃である。早朝の外の気温は低く、手袋を填めていても、指先が悴む。骨身に堪える。懐炉を装着して、箒を手に外に出る。団地内の掃除だ。
皆で協力してするのはいいが、基本的には家の周りは、掃除をするのが当たり前。自分地の内は、きれいにするが、塵は掃き出して終りではない。孫等が来る以外には、友人くらいのものであるが、雑巾掛けはしている。化学薬品は使わないでいる。
汚れは、埃や塵なので雑巾で拭けば、殆んどが取れる。放っておけば、黴の素になる。こうなると、中々厄介である。枇杷葉茶で拭けば、消臭効果もあって、後が爽やかである。不快な臭いを消すので、トイレにもいい。枇杷葉様さまに、感謝の日々。
明日は、麦を蒔く算段。大豆も、抜くだけはしているが殻を外そう。歯科に予約があるので、忘れないように。痛みがしなくなると、うっかりしてしまう。そうでなくても行きたくないのだ、勝手な者だと思われても、足が反対を向き、遠ざかってしまうのです。
枇杷葉をそこら中に植えているのも、空気をきれいに保つ役割があるからで、光合成も役立つのだ。酸素の提供にも、一役借っている。二酸化炭素を吸収し、きれいな空気に換える。目立つ働きではないかもしれないが、細く長くの連鎖で繋がって。
明日は、真珠湾攻撃の日だ。太平洋戦争勃発時に、日本が負けることは、上層部では知っていた。勝てる筈のない、無力な戦争へと、突き進まなければならなかった原因は何だったの?庶民を巻き込んで、殺し合いをさせて、自分達の手は汚さない。
平和に慣れると、戦争への怖さも、無意味なことも見えなくなる。原発へ依存して、核兵器を造り出す。止めなければ、と思っても、儲かればいいのだ。多額の資金を投入したら、何倍にもに回収するために。感覚の差が生み出す、悪への連鎖だろうか。
今夏の白枇杷。たくさん生ったよ。リエさんには送れたが、種が必要だったので、焼酎に漬けた。