枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

待つことの意義

2017年02月14日 | Weblog

 チャンスを掴むには、それまでにしておく準備期間がある。単に、待っているのでなく、用意周到とも言える計画も必要となってくる。着実に、加えて念入りにしておくことも大切。棚ぼた式に手に入った物は、厭きてしまうか、実感を伴わないことが多い。

 人生は、山あり谷ありが普通で、アクシデントも多々あるのだ。そうした時に、瞬時に判断できる思考力も養っておきたい。生かされているとは言え、決して平坦ではない。我慢ではないが、耐えることも多く、挫けそうになってしまう。諦めも忍び寄来る。

 ヤング・スーパーマンを全話観て、面白さはむろんのことだが、超人にも、育っていく環境の、家族の大切さが秘められていることに気づいた。尤も、物語でしかないし、幸せな結末ばかりではない。スーパーマン役は、トムが最も人間らしいのも納得だ。

 それにしても、宮部みゆきさんの、英雄の書に書かれていることが、胸の中へ入りこむ意識に驚く。言葉には魔力が潜むが、文字の持つ力も、忘れてはならない。魔法はあらゆる処に存在するが、視えるのも使うのも、力を与えられた者だけかも知れず。

 現実に起こりうる奇跡は、実際には無いかも知れぬが、信じる心には存在する。善であれ、悪であれ、自分では気づかぬ内に、取り籠められる。殺人を犯したのに、殺意はなかった。と弁護士を通じて話すが、その感情がなければ、未遂で終わる筈です。

 罪を悔いるのも、償うのも、一人であろうと何人であっても、同じことです。自分の手を汚さずに、命令してさせたのも一緒でしょう。歴史の中で、殺戮をするのは、常に高い位置からの命令が含まれる。庶民の命など無いに等しい。機械も人類が造った。

 自然を破壊し、草木を焼き払い、実りだけを奪っていく。宝石で着飾り、贅沢を尽くし、独裁政治を行ってきた。人類こそ優れた者と、傲慢さと権力を振りかざしてきた。でも、地球は生き物凡ての棲む星です。命にも等しく、太陽・風・雨・雷・月を与えた。

 天気は不安定で、霙や時雨になる。青空市と本屋に行き、タイガースのCD・ブルーを買って帰宅する。レッドは既に買っているので、これでセットとなる。この本屋は、在庫は置いていなく、注文だけできる。分割での購入に応じてくれるのもありがたい。

 高校時代には還れないが、当時よりもじっくり聴けるのがいい。加えて、自分で買えることにも感謝。タイガースの、反戦意識の高かったことに触れ、彼等なりに訴えてきた精神に想いを馳せる。決して自分たちを見失わず、実行するのは難しいもの。

 長崎茂木。3年目までは順調に育っていたが、枯れてしまった。地植にしたら、横から芽が出てきた。

 

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