枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

梅に鶯・・・

2017年02月16日 | Weblog

 春まだ浅き日にも、耳を澄ませていると、かすかな鳴声が聴こえることがある。決して上手とはいえない鳴声であるが、鶯の声がする。田舎に住んで居ると、自然の変化に疎いものだが、心を傾ければ、様々な発見もある。空の色に、風の音に春を感じる。

 金星が、霞んで観えるものの、光度の素晴しさに立ち止まる。夕方の時間でもあるのか、外には猫さえ見えない。炬燵で丸くなっているのがいいらしい。職場から駐車場までの距離は僅かだが、誰も居ないのにびっくり。これで地震でも起きたらどうする?

 新聞も、活字ではなく、ネットでの閲覧と言う。紙は、切り取ったり、揚げ物に使ったり、野菜を包んだりできる。窓ガラスもきれいに拭ける。濡れた靴も乾かせ、掃除にも便利だ。これだけ多用途に活用できるのに、購読はしないようだ。処理に困るそうだ。

 ブラッドベリの世界。中学生時代、SFに填まって惹きこまれた想いは、今以って変わらない。壮大な宇宙の不可思議さや、時間と空間の流れに、のめりこんでしまった少女は、夢の中に自分だけの世界を見つけ、そこから出ることをしないで成長したのだ。

 手塚治虫氏、水野英子氏の作品からの影響も大きい。バイブル的な、我はロボットは、宝物である。物理の数式は解からないし、分子や化学記号にもちんぷんかんぷんだが、ロボット法三原則は絶対だ。スーザン・キャルビン博士の回想が、実に面白い。

 物語の基本には、真実と愛があれば、どんな展開になっても、希望が残る。明るい未来でなくても、困難に立ち向かっていける。信頼と友情も欠かせない。人種を超えた世界では、何が待っているのだろう。地球も、クリプトン星のように破壊されてしまうのか。

 金星の輝きが、光度-4である。惑星であるから、太陽や月との軌道にぶつからないよう周る。宇宙ではどう観える?

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