激務を終えて帰宅。途中、図書館に寄って、リクエスト本を借りる。県北の場所だが、いせひでこ展がある。最初の頃に、鬼通への連載をされていて、以来好きな画家さん。何冊か持っているんだが、絵本・最初の質問の挿絵に釘付けに。
自宅に着いて、直ぐに水遣りをし、洗濯機を浸け置きにして行水する。宇治金時をこっそり持って来た筈が、すばるが見つけてしまう。小豆は好かないようだ。水遣りをしたので、風が心地好い。台風が接近していた筈だが、何所かに消えた。
曇っていた空が晴れて、鳶がゆるりと舞っている。今晩は、宇宙が観えるかな?天気でも、晴れていなければ、星は観えない。火星が美しい、土星の輪がきれい。夏の大三角の、こと座のベガ、おうし座のアルタイル、白鳥座のデネブ観望。
既に秋の宇宙に転じている。エチオピア王家の面々が揃う。天馬ペガサスの羽音も聴こえて。宇宙の様子は、日々同じでなく、春夏秋冬はむろんだが、天気にも依って、様変る。これ程の魅力ある空間を観ないとはもったいない。美しいなぁ。
枇杷葉の葉も、今が盛りと繁っていく。昨年のことを思うと、急激な成長に見えるが、年数が経てば、自然になっていくのだ。たくさん植えてあるから、然程には思えないが、実が生るのを待つのも気長なこと。枇杷葉にも心は通じるんです。
月や星や、太陽が、枇杷葉を育み、雨に風に、たくさんの微生物が拘る。何という不思議さだろうか。人間には、何一つ作ることは出来ないのに、自然の中で生かされて、たくさんの物を、あらゆる命を教えてもらえる。有難いことと感謝する。
青空市で見つけた鉈豆を、茹でて持って行く。弁当のおかずには、茄子と炒めた。意外と知らないのが、福神漬けに入っていること。鉈豆は、焼酎に漬けておけば、歯槽膿漏の予防に。お茶で飲めば、胃腸を整える。寿しの上に張っても。
北側なので、花芽は付かない、と諦めていたのが、この数年、鈴なりになってくれる。甘酸っぱさが美味しい。