午前零時を過ぎたので、すばるの相手を暫しして、洗濯物を干しながら宇宙を観上げる。月が出ており、条件は良くはないが、半々かなと、米を研いで仕掛け、携帯とデジカメを手に外に。雲が丁度カシオペア座の下を覆っている。
流れた。小熊座の方向から、大きなのが出た。カシオペア座の中からは、小さなのが幾筋も出ているが、じっと観ていなければ分らない。デジカメで天の川の辺りを撮影し、ペルセウス座の近辺も写しておく。と、三連の流れ星が。
今年も観られたことに感謝。深夜まで眠っていたので、しっかりと観望できた。山の日が出来て、5連休となっている。介護には休みは無いが、天体ショーは千歳一隅のチャンスを、見逃す手立ては無い。盂蘭盆会は休みとしてる。
天文ガイドを購読していた頃は、胎内星祭りに行ってみたく思ったものだが、藤井旭さんのおられた白川天文台も、今は閉鎖されており、むろんチロは、宇宙に居る。かろうじて、天文年間だけは、毎年求める次第だが、淋しいもの。
時代が変わっていくのは、これは仕方の無いことと思うが、宇宙の星の動きや、異変を知れば尚、心は豊になっていこうと考えるが。昨今の保護者の過保護と、世間の事情とが複雑でもあるな。家内に居て、隣近所の迷惑顧みず。
自宅では、静かに読書をして過ごしたいのだが、雑音が騒がしいので、この半年ほどは、タイガースのCDで遮断している。夏場には、網戸なので余り大きくもできないが、自分の範囲内であれば、外の音が聴こえない分あり難い。
日曜日は勤務に出る。平日を休めば、これが静かで佳い。但し、月曜日のことが多いので、出かける範囲は限られる。図書館や展示日も、閉館となるのは迷惑だ。田舎の図書館は特に、他の日も休日とするのに閉口するばかり。
佐藤さとるさんの著作を読みながら、ストーリーの確かさと、面白さに心が新しくなる。何度読んでも、同じ場面ということがなく、目の前に広がる場面の展開に、心が弾む。やさしい小父さんという方で、大好きな作家さんであった。
冬の陽射しに、少しづつ開いていく。これも、丹精籠めている割りには、花が少ない。然し、愉しみは佳い。