県内であるから、近いと言えばそうだが、何分不便な場所で、遠く感じる。丁度、娘夫婦と約束が出来、運転手もしてくれると言う。小一時間の距離だが、道を知っているらしく、すいすいと行ってくれた。館内には人も疎らで、じっくり観賞できた。
いせひでこさんは、鬼ケ島通信の最初から入っておられ、あの独特の絵が好きであった。購読して一番に見るのが楽しみだった。何時の頃からか抜けられ、直接お話をすることはなかった。鬼の会員としては、足を運んでおきたく行くことにして。
個展のスペースは、図書館の隣をゆったりと設けた場所で、のんびりと気儘に観て回れる。娘等が一緒なので、丁寧には観られなかったが、個人的には満足いく内容だった。絵本の販売もしており、最初の質問を求める。他は持っているので。
帰路、昼食を道路脇の店に入る。鳥の唐揚げが美味しそうで、定食を頼む。我々の後に、大勢の人が押し寄せ、椅子のないことから、諦めて行く人も。唐揚げは、持ち味を生かしてあり、レモンを絞り、醤油味で戴く。素材を大切にしていて好し。
帰宅して、娘等に梨やら、枇杷葉の生葉を採ったりとして、持ち帰らせる。往復の運転もだが、休みを付き合ってくれた礼もある。アイスクリームを託けたので、早く帰れと送り出す。着替えて一息つく。すばるは遊んで、と足に纏わって引っ掻く。
三連休も終わり、明日からは仕事である。日曜日には、稲荷寿しをする手配で、段取りを考える。茗荷を甘酢で沸騰させておくかな。酢飯だけ持って行って握ろう。他人のためにするのも。自分の労力の消費ばかりだが、損な性格であるなあ。
天気だが、湿気の多い日で、何となくすっきりしない。冷蔵庫の調子が悪いのかな。東芝のである。面倒を起さないでほしい。また買い替えとなると、持続年数は短い。こんなにはやく壊れるなら、修理費ももったいない。困ったものであるよ。
サンタ枇杷葉。品種は田中で、甘酸っぱさがあり、果実は大きい。鶏の卵大で果汁もたっぷりある。