
夜半の3時半、目覚めた、多分暴風の音で目覚めたのだろう、
すごい音がしていた、外を見れば、暴風雨、しばらく寝付かれなかった。
うとうとしながら、6時前に起床、雨が雪に変わっての猛吹雪。
孫達の登校が心配だった、でも幸い、
登校時間には風が収まり、雪もやんでくれた。


子供達が、学校へ着いて、見守り隊の帰り道、猛烈な吹雪となった。
気儘な年寄りは、昔を思い出して、吹雪の中を、昔を思い出しながら歩いた。
横殴りの叩きつけられる様な吹雪、何だか、気持ちよかった。
子供に戻ったような、臭い、顔の痛み、手足の冷たい感覚、
年寄り同士、回顧談に話が弾んだ。
確かに昔の冬は強烈だった、温暖化は体で判る、怖い話だ。
海抜5メートル強の当地では、地球規模の気温が2度ほど気温が上がれば、
水没だそうだ。
今日のような猛吹雪は、この季節、当地では当然のこと、大寒だもの。
吹雪に安心するなんて、変な話だが、これが現実、怖い環境になったものだ。




下校時間にお迎え、学校の前の道路には、お迎え集団の車の列、
馬鹿爺、馬鹿親集団だ、吹雪の中を歩けない子供を教育している、
我が孫も、「たまには車で迎えに来てよ」なんてぼやいている。
ふざけるな、爺さんが吹雪の中迎えに来ているのに、足を鍛えろ。
吹雪に負けない元気者になって欲しいのだ、絶対に車でなんか迎えには来ないぞ。
爺さんたちは、お迎えなんて考えられなかった、自分たちで励ましあっての
登下校だった、逞しく育って欲しいよ、今のひ弱い子供達。

