閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

小平『灯りまつり」

2008-08-11 10:22:52 | 日常

あたりが暗くなるにつけ、行灯の灯りが目立つようになって来ました。実際は周りの情景はもっと暗くなっています。

ここも例によってやや明るめに撮影しています。行灯の置いてある場所の様子が分るようにと、配慮したものです。

       左 フラッシュなし               右 フラッシュ使用            

さて、この二枚の写真を比べてみてください。アングルはやや違いますが、同じ場所です。

左はフラッシュなし、右はフラッシュ使用です。その違いははっきりと分ると思います。

左は自然な感じで、行灯に灯が入っているのが良くわかります。そして夜の雰囲気も出ていると思います。

右はどうでしょう、情緒もなく、単にこんなものがありましたというだけの写真で終わっています。

上の行灯の場合もそうです。主催者側の人らしき女性が、行灯一つ一つフラッシュを焚いて写していました。結果は下右の写真のような結果になってしまっていると思います。

それならば、暗くなってから無理をして撮影することなく、明るいうちに撮影した方がもっときれいに写すことが出来ますね。

明かりの入った行灯を表現したければ、フラッシュなしで、三脚を使用し、じっくりと撮影すべきでしょう。

 

ニコンD200  AF-Sニッコール 18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO1250

絞優先  F3.5  1/8 秒  露出補正  -1.7    RAW 撮影

コメント (2)
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小平「灯りまつり」

2008-08-10 10:55:13 | 日常

先日見た斉藤素巌のブロンズ像の周りにも行灯が並べてありました。

あたりの様子が日が暮れると共に暗くなり、置かれた行灯の灯りが一際目立ってきます

撮影としてはだんだん難しい状況になってきました。行灯の様子は出したい、周りの情景もいくらかでも出したい、しかしそれは両立しない無理な条件なのです。

つい、フラッシュを焚けば両方がきれいに写るのではないか?という気持ちになり、フラッシュを焚いてしまうということになるのでしょうね。

たとえ三脚を使用してじっくりと撮影するにしても、やはり両方を満足させる写真は出来ません。両方の描写がやや不満足であっても情景が分ればよいという場合には、両者が分るような露出を与えることだと思います。

行灯主体であれば、行灯に、情景が主体であれば情景に露出を合わせることです、その代わり他のものは犠牲になりますが、それはやむをえないことだと思います。

上下の写真は、周りの情景と、行灯のあかりが分るような雰囲気が欲しくて、中途半端な感じですが、両方が何となく分るような露出を与えています。

ここから、今まではまだやや明るかったので感度、ISO800にセットしていたものを、ここからISO1250にセットしました。当然のことながらノイズが大量に発生することは覚悟の上です。

 

ニコンD200 AS-Fニッコール 18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO1250

絞優先  F3.5 1/15秒  露出補正  -1.7  RAW撮影

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小平「灯りまつり」

2008-08-08 11:23:11 | Weblog

広場の真ん中に斉藤素巌作のブロンズ像があり、周囲に花が植えられ、「灯り」が置かれていました。

実際はもっと暗いのですが、何とかブロンズ像が見えて、なおかつ「灯り」が点いていること、植えられた花が見えるといった欲張った表現にしたく、露出を決めました。

やや明るすぎかなと思いますが、雰囲気は出たと思います。この撮影をしているときにフラッシュがいくつか光りました。さてどんな写真になったでしょうか?

多分手前だけ明るく、奥は真っ暗、ブロンズ像は見えず、「灯りは」真っ白になりこの雰囲気は全く出ていない写真になっていると思います。

特にコンデジでは、オートで撮影している人が大部分でしょう。出来ればいオートははずし、P(プログラム)にセットしておきましょう。同じオートでも、シャッターを切るたびにフラッシュがつくことを防ぐことが出来ます。フラッシュが必要な時だけフラッシュ発光をセットしましょう。

ブロンズ像のまわりの「灯り」を中心に写しました。草花と「あかり」のバランスが良くなるような露出を与えていますが、もう少し暗いほうが良かったと思います。

今回の撮影ではJPGではなくRAWで撮影しています。その理由は、撮影した映像をPCで、自分の思うように補正することが出来るからです。

jpgでも補正は出来ますが、画質の劣化を伴います。RAWの場合、自分のイメージどおりに補正をしても画質の劣化は殆どありません。

 

ニコンD200  AF-Sニッコール 18~200ミリズーム F3.5~5.6  ISO800

絞優先  F3.5  1/15秒  露出補正  -1.0   RAW 撮影

 

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小平「灯りまつり」

2008-08-07 11:53:38 | 日常

  夜間撮影についての考え方

今日は、夜間撮影について二、三考えて見たいと思います。

実はこの「灯りまつり」を見に行きながら写真を撮影するには、どんな機材を用意するか考えました。これは誰でも考えることだと思います。

何分にも夜の暗い場所?(実際は行ってみなければ分りません)での撮影ですから、先ず三脚は絶対必要ですね。カメラはどんなものが良いか、コンデジ?デジイチ?レンズはF値の出来るだけ明るいもの、ストロボ、はあったほうが良いか、ISO感度は、など考えました。

結果今回は撮影が目的でなく{灯りまつり」を楽しみながらの散歩。ということに割り切りました。

先ずできるだけ身軽にしたいということから、三脚はなし、手持ち撮影を前提として、ISO感度を上げても十分な画質が得られるカメラとして、一眼レフカメラニコンD200に決め、F値の明るいレンズをと思いましたが適当なものが無く、手持ち撮影を前提に手振れ防止機構付き18~200ミリズームレンズF3.5~5.6をつけました。

とにかくこのカメラ一台で気軽に出かけることにしました。

夜間撮影には撮影意図にあわせた機材を選ぶことが、写真の出来上がりを左右することになります。(事前にロケハンが出来れば一番良い)

写真は昼間のように明るく写っていますが実際は薄暗くなっていて、人の顔がどうにか判別できるくらいの明るさです。

私の主義として写真撮影には出来るだけフラッシュを使わないことにしています。何でもかんでもフラッシュを使う人がいますが、出来た写真は自然感が無く面白味のない写真になります。

自然な様子を出すには ノーフラッシュが一番です。

写真はISO感度を800にセットし、シャッターは1/30秒くらいです。人の動きが少しぶれていますが、かえって実感が出ていると思います。少々明るすぎで実際の風景とは違っているのが、私にとってこれは失敗作です。理想的には見た目の明るさに写すことです。

左の写真はノーフラッシュでごく自然な感じが出ています。右の写真はフラッシュ一発、不自然な影が出たり、被写体のやわらかい立体感が失われています。

フラッシュは、どうしても確実に写しておかなければならない場合のみ使用するというのが、ベストではないかと私は考えています。

 

ニコンD200 AF-S ニッコール18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO800

絞優先 F3.5  1/30秒  露出補正 -1.0  RAW 撮影

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小平「灯りまつり」

2008-08-06 10:47:27 | 日常

駅前の演芸を見て、先日尋ねたグリーンロードの「アジサイの小径」に行きました。ここでお目当ての「灯りまつり」が開かれているのです。

「アジサイの小径」の正面入り口から奥に向かって「灯り」の入った灯篭ならぬ行灯?がずらりと並んでいました。

周りが明るいので、「灯り」が入っているかどうか分りませんでしたが、近くで見ると「灯り」が入っていました。

「アジサイの小径の脇を流れる用水路にも「灯り」が並んでいました。

行灯はすべて手作りで、小学生から商店主、警察関係その他役所関係の人たちが参加、行灯を作っています。

行灯の中にはぺットボトルの上方1/3を切り取り、中に水をいれ、そこに蝋燭を浮かべて灯りにし、そこに行灯を被せるといった作りになっていました。

上から見るとこのようになっています。これが地面に置かれているのです。

 

ニコンD200  AS-Fニッコール18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO400

絞優先  F3.5  1/30秒  露出補正  -1.0   RAW  撮影

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小平「灯りまつり」

2008-08-05 10:53:32 | 日常

7月2日~3日小平グリーンロードで、「灯りまつり」が行われることを新聞で知り、夕方出かけてみました。

小平駅前には舞台が設置され、いろいろな催し物が開催されていました。納涼というにはいささか暑い感じではありましたが、大盛況でした。

ロックバンドのすさまじいばかりの大音響に暑さも何処かに吹っ飛んでしまった様でした。

こんな可愛い甚兵衛姿の女の子がいました。お父さんに手を引かれてのお祭り見物でしょうが、きっといい思い出として心の中に刻み込まれていることでしょうね。

ここでは、若いお母さんがわが子の記念写真を写しています。カメラは携帯電話のカメラです。時代と共に撮影道具も変わりましたね。

電話機で写真を写すことなど私たちには想像も出来ませんでした。これからもきっと変化し続けることでしょう。写真愛好家としては今後の成り行きを見たいと思いますが、神仏は私にその時間を与えてくださるでしょうか?

 

ニコンD200  AF-S ニッコール 18~200ミリズーム F3.5~5.6  ISO400

絞優先  F5.6 1/125秒  露出補正  0

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延命寺

2008-08-04 11:38:33 | 日常

用水の右手には孟宗竹の竹林が広がっていました。結構広い竹林で、新旧様々な竹があり、それぞれの竹の色が違うのが面白いですね。

竹林の向かいにも用水が流れています。咲き残ったアジサイと若竹が印象的でした。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.7ミリ  F2.8~4.8   ISO100

絞優先  F8  シャッター オート   露出補正  -0.7

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延命寺

2008-08-03 10:01:58 | 日常

                                   写真をクリックすると大きくなります

延命寺の用水の流れは本当にきれいです。周りを熊笹が覆い、孟宗竹が植えられ、素晴らしい風情です。

用水を中心に置き作画してみました。手前に熊笹を配し用水を縦に奥深く取り込み、遠近感を誇張しました。この写真のキーポイントは水面の輝きです。これが無いとしまりの無い写真になってしまいます。

また熊笹の反射もいいですね。孟宗竹に当たる光も柔らかく立体感があります。

よくPLフィルターを使用する人がいますが、このような場合は、光の輝きが無くなりフラットな写真になってしまいますので、注意が必要かと思います。

 

この写真は熊笹に囲まれた孟宗竹で纏めてみました。竹の節の筋が印象的でした。

この写真を見て気付かれると思いますが、写真が妙にギラついた感じですね。

これは私の大失敗がなせるところです。実は手持ちの撮影で少しぶれてしまったのです。それを助けるために写真を修正しシャープネスを掛けすぎてしまったのです。

正に「過ぎたるは及ばざる如し」の見本です。写真を修整するときは、やりすぎないように気をつけましょう。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F8  シャッター  1/30秒  露出補正  -1.0

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延命寺

2008-08-02 10:13:45 | 日常

               写真をクリックすると大きくなります

お地蔵様を通り越すと、そこには清らかな水が流れる用水路がありました。

水路の周りには竹林とまでは行かないまでも、十数本の竹が熊笹に囲まれるように植えられています。

ところどころにアジサイや草花が植えられて、緑豊かな風情が醸し出されています。

 

キャノンパワーショットC9   データは先と同じ

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延命寺

2008-08-01 11:04:13 | 日常

          写真をクリックすると大きくなります

山門をくぐると、右手にお地蔵様がアジサイに囲まれて10体ほど並んでいます。

柔和なお顔が印象的で、赤い頭巾がかっこいいですね。

そのお隣には六地蔵ならぬ七地蔵?が並んでいます。アジサイの最盛期には花に囲まれて素晴らしい眺めになったことでしょうね。

焼香台が新しいのが気になりますね。

向い側にはこんな可愛らしい小地蔵三人組がありました。最近置かれたものと思いますが、その愛らしいお顔が私の身も心もすがすがしい気分にしてくれました。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F5.6  シャッター オート  露出補正  -0.7

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