まんまと新聞広告にのせられ、家人が行ってきた阪急の催事、
「秋の北海道物産大会」。吹く風が涼しくなったら、とたんに北の海は海の幸がいっぱい獲れ出すのだろう、というイメージ戦略。
これ相変わらず強いコンテンツらしい。スーパーバイヤー薬師寺氏が
現地で見つけてきたというもの。
乳製品やハムなどは今イチでやっぱり海鮮物が強い。
家人が買ってきたタラバ&バフンウニの海鮮丼¥1780
奥は札幌「豊平館」のたっぷりタラバ蟹サンド¥710
いっぺんこういうタラバ蟹の脚を思い切り頬張ってみたい、という
思いは誰にでもあるのだろう。
かつて札幌「氷雪の門」で食ったタラバの脚肉や爪肉に較べりゃ、
お話になりません。あれは加藤健一事務所の旅公演だった。
初めてだというと、「お前、食え!」って言ってもらった。
あのふくよかな歯ざわり、みずみずしさ、甘さ、
店の座敷で、かるい眩暈を感じたと思う。
パンは道産小麦キタノカホリを使ったコッペ。
特に感想なし。給食…?って感じ。美味くもなんともない。
クラブサンドはマヨネーズをもうちょい奢ってもいいべさ。
利尻昆布が隠し味になってるというのだが。う~む…
ま、デパートの催事はこんなもんでしょ。
なぁ~んて、言われたくないでしょ、阪急関係者。
ウニはパサパサせぬよう工夫しなきゃな。香りもない。
薬恥寺先輩、仕入れ後も試食にまわらねばね。