マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

神戸無敵のホルモン!

2007-05-09 21:02:27 | 

神戸長田「川島しょう店」で始まったぶとり会の会合。2回は京都西院「水月亭」、3回芦原橋「ニューなに和」、4回天六「はしご酒」、しかしどうも濃いね、このラインナップは。
5回目は一周して神戸に舞い戻った。ホスト役は亀裸マンの師匠。店は噂を呼ぶ「ポッサムチプ」。相手に不足はない。ポッサムとは福を包む(ポッサムキムチてのがありますな)チプは家の意味。天一のイル・チプレッソってのは韓国語だったのか・・・ってなことはないだろ~が。

JR兵庫駅を南に出てじき。こんなことでもないと、なかなか兵庫まで行く機会が無い。嬉しい。と小躍りしたいとこだが、一人仕事が上がらず、大遅れで到着した次第。二次会に合流しようと思ってたら、待っててくれるという。持つべきはぶとり友。みんないい加減肉も食い終わり、マッコリ飲んでいい具合に出来上がっている。
でも、一人分、肉は取っておいてくれたという。なんたる・・・友情を感じる。 とと、とりビ!とりあえずビールだい!

まず生モノ。レバーから時計回りで、ミノ湯引き・ハラミ・ツラミ・ハツ・センマイ。一切れずつ、ホルモンもこうしてみると可愛いもんだ。
タレもいっぱい出てきて、コレはコレ、これはこっちの…おいおい、覚えられねぇよォ。

お次はイチボのたたき。サシはご覧のとおり。ただし、一切れ。
ていねいに出してくれて、ちょっとビックリ。アンティパストみたい。


レバーの湯引き。うまいッ!変な黄色い肝なんていらない。脂肪肝より新鮮で健康なレバーをいただきたいもの。

タケノコと水菜のサラダ。このタケノコはコリコリ(静脈)のことではなくて、本当のタケノコ。
続いて塩物・・・

アカセン・テッチャンはきれいな肌色。梅塩で。
胃カメラ飲んだら、こんな感じ。
脂は掃除しなけりゃいけないが、除去しすぎても旨くない。
京都の巨匠が焼き役を担当してくれる。遅れた者に優しい。
っていうか、焼具合にうるさくて、みんなどやされたんだそう。

ええ具合に焼いてくれはる。脂を落としつつ、カリッ、ジュワッ、このバランスが大事なんや。
食えば食うほど腹が減ってくるような気が。 マッコリを飲む。正確にはマッコリの残りをもらう。

ボケてしまったので遠慮がちにUP。左から、尾肉・ツラミスジ・ネクタイ。ネクタイは食道のこと。

マルシン モモの一部 山葵醤油で。

厚切りハラミ・カッパ? ハラミは熟成させた方が旨いので、どす黒いハラミを出す店があるが、この発色のよさ。刺身でも食わせるし、先入観を覆らされる。

おや?忘れられていたのかな・・・
ハッと思い出して持ってきた感じのハツ。
こんな一カケのために洗いもん作って、申し訳ないです。

ハチカブ・アブラミノ
本当はアブラミノ火山というポッサム名物で、でかい一枚肉をクルリと巻いて網の上に立てる。そいつを火山に見立てたもんらしいが、遅れてきたので砂山にもなりゃしねぇ。

ハラミ。仕上げにゃこいつでただ白飯をかっこみたいが、みんなで同じ丼を特に発注しているらしかった。
下、またも焦ってボケてしまった。

3種ユッケのミニとろろ丼 結構なもんでした。
これだけ食べて料理だけなら3千円。以前5千円コースにしたら肉が余って持って帰ったという。
たぶん、1~2品は紛れてしまってるだろうが、ここまでしてもらって満足である。充分にポテンシャルは感じた。帰り際、経営者が出てきてくれたがまだ若い主人で驚いた。
牛は一頭買いしているのだろうが、台所の裏に屠蓄場があるのでは…と思うほどの新鮮さ。
肉に対するきめ細かいサービスと理解は何処から来るのだろう。
おそるべき兵庫の一軒である!

   やきにく  ポッサムチプ 神戸市兵庫区駅南通1-2-20

コメント
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