FaceBookを見ていると、友人がおでんを仕込んでいた。 おでんに燗酒かぁ…。
私もかねてから作りたいと思ってはいたものの、ヒマがかかるので回避していたが、
とうとう…おでんモードにさせられてしまった。
しゃあねぇ、やったるかぁ!!
チビ太のおでんの3種類ってなんだっけ?という話になり、その頃、赤塚家に出入りしていた友人に
聞いてきて、とたのんだら、色紙までいただいた。 赤塚先生イイ人だった。
ちなみに上からコンニャク、ガンモ、一番下は意見の分かれるところだが、
先生いわく、ナルトであった。
せっかく関西にいるのだから、やっぱ関東煮とよびたい。かんとうに…ちゃいます、かんとうだき。
どこが一番違うのかというと、鶏ガラなど動物性と和のダブルスープ。
それにシーシェパード聞いてるか、のクジラが入るところにある。
水ナスみたいだが、皮鯨(コロ)。
冷凍の皮鯨(本皮)を適当な大きさにして水から漬け、塩をひとつまみいれて沸騰させ、
塩抜きと脂抜きをする。これだけで700円ほど。関東煮を標榜するならぜひ、そうでないならスルーを。
煮ぬき、牛すじ、平天、ごぼ天、厚揚げ、ちくわ、糸こん、コロ、ひろうす
主役は大根、こんにゃく、里いも、ブナシメジ
木綿とうふ、つみれ、シューマイ…数えたら16種類。
種類が多い方がバラエティが楽しめて、味も複雑になる。
スジ、コロなどだしが出るものから順に入れて行く。
これだけで夫婦二人分である。
食い過ぎかえ?
一緒くたに炊いたのでは、仕上がりにムラができてしまう。
なので大根は前日に炊いて、冷ましておく。
こんにゃく、里芋も別に炊いておく。
そう、丁寧に手をかけてやることが味につながる。
本来は四角いおでん鍋があればいいのだが、そんな贅沢は言ってられない。
むふふふ…
これは、日本酒だわい。 冷蔵庫の香住鶴の純米酒を。
ヒマな時は道頓堀「たこ梅」に似せた辛子をブレンドするのであるが、
そこまでの気持ちの余裕なく、既製品のチューブのやつ。
残った具はそのまま放置せず、具は取り出して。
だしは漉しておき、冷蔵庫へ。
翌日だしを温めて、再び具を入れれば美味しく食べられる。
コロはだしに複雑な味を加えてくれる。
課題はコンニャクの味の滲み方。
まだまだ不十分なので、田楽味噌をつけて食ったらイケた。
いよいよ冷気漂い、冬めいて来た。
冬の間中、もう一度や二度、関東煮が登場することもあるかな。
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