春まだきの鴨川を歩く
盆地である京都の寒さはきびしい
その気候があって、オーソドックスな京都のラーメンは生まれた
北大路にある中華そば「いいちょ」
ラーメンとやきめしだけという潔さ
言っておくが、あたしゃラオタではない
ラーメンばかり食い続ける根性もなければ、偏食でもない
だが無性に食いたくなり、ラーメンでなければいけない時がある
その場合、京都のいわゆる背油チャッチャ系を欲する
だが、今やこの京都クラシカルラーメンは少数派である
見よ、これがやきめし¥500 新福菜館の影響かかなり黒い。
よく見ると白いめしも残り、どう見ても上手ではない。
だが、これがラーメンのスープにどんぴしゃ!
ノーマルな中華そば ¥700 やきめしと頼むとうれしい¥100引き
このチャーシューの薄さがいいのだ。
分厚い焼き豚やレアチャーシューなど、私は好まない。
どれ一つとして前へ出すぎたらダメ。丼の中のアンサンブルである
後半、卓上の酢を入れて味の変化をつける
そこへ一味唐辛子。
京都のこのスタイルのラーメンではごく当たり前
10年一日のごとく変わらない、この中華そばがたまらない
これぞ京風ラーメン。世にいう京風とはエライちがい
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