「川島しょう店」を後に、ちょっと角を曲がった所にある「青森」へ。ここは銭湯の目の前にあり、湯上りの客が小腹を満たすために寄るお好み焼き屋だ。こんな店が長田にはいっぱいあった。
此処の自家製ところてん、いちいち突いて出す。おっちゃんは「京都では断然黒蜜」、ロッケンさんは「神戸は絶対酢醤油!」と言い合っている。武倒派揃いが口角泡を飛ばしての熱い議論。掴みあいになる一歩手前で、ここはロッケンさんの顔を立てようとなり、酢醤油に辛子、粉かつをで食べる。あたしゃ青海苔の方がいいな。これで一杯飲むのもおつなもんだ。
それに折角「青森」まで来たのだから、元祖「そばめし」を食わない訳には行かない。「すじそばめし」¥700。これが基本。スジ肉を細かく挽き、煮込んである。これを飯やそばと一緒に炒める。
大きなすじだとゴロゴロして飯やそばと合わないことから、先代が細かくするのを発案した。激辛のどろソースを落としてコテで食べる。ロコ気分。長田のシメにはまことに相応しい。
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