三宮まで、裏通りを西へ歩く途中、古い酒屋の看板を見つけた。
狭い店内は角打ち、立ち呑みをやっているので道草してみる。
隣りに算盤教室があるのがいい。
女性客2人、会社員3人組に我々珍客が1組。これでほぼいっぱい。
女将さんは裏にいるお父さんのために夕食をこしらえていた。
ひとん家の台所によばれたみたいなもの。これがええのや。
隣り合った悠々自適なご婦人は、またこれから
何処ぞに呑みに行くらしい。
その経済力と肝臓の分解力に乾杯!
見上げれば古いビールのポスター。こういうポスターを大事に
貼る店ってのはまず間違いない。
しばらく、このモデルは誰だ・・・で盛り上がるが、女将さんの
「普通の素人さんらしいよ」で終息。
ドライチューハイ、相方はトマトチューハイ。
それとチーズを冷蔵庫から出す。完全自己申告制。
いくら払ったのか記憶ないほどの安さ!
女将さん、手芸が得意らしくて、みれば売り物のワインのボトル、
みんな毛糸の服着てやがんの。モメサンってのはコートドニュイ、
モレ・サン・ドニのドメーヌ。(あとでなんぢゃこれと調べた)
自家製密造酒ではないらしい。当たり前や。
しかし・・・毛糸の服ごと売るのだろうか。
角打ち 山下酒店 中央区北長狭通り2
超べっぴんさんのポスターといい~極め付けに~
ワインのボトルに毛糸の服、、、?
手芸得意でここまでやるか!最高やね~。