かつて、うちの近所には「秀譚」という中華料理があって、なんでもそれなりに旨かったので、よく利用した。でも、それが数年前に締めてしまい「玄品ふぐ」に変わってしまったので、長らく難儀をしている。
で、今年できた中華の店へ。今までのそば屋?を居抜きで中華にしたのでなんだか店内和風。スタッフは全員中国人とみた。
以前ランチに来たら、女性店員は壁の薄型テレビで中国のメロドラマを凝視していた。
海老天ぷら 我慢できず1個食べてから。
蚕のような姿。ウネウネ動いたら気持ち悪かろう。
麻婆豆腐 辛いの大丈夫と言ったら思いきりタカノツメ入り。
30本ほど入っていた。大汗。さすがに唐辛子自体は食べられなかった。
マーボーは麻と辣のバランスだが、麻が勝ち過ぎて辣が効いていない。
手羽先唐揚
いちいちホイルを巻いてある。
それよりはもう少しカリッとさせた方が日本人好み。
焼き餃子
鉄板餃子のように見えるが、小麦粉を流してパリパリの羽を
つけてあるタイプ。一瞬なんだ?と思った。
もう少しパリパリタイプが好きかな。日本人は食感偏重だね。オレか。
メニューにバナナの天ぷら、大学かぼちゃなんてあり、そこそこ高い。
聞けば手間がかかるのだという。厨房は男性コックが一人。ホールは女性二人。なかなか愛想のいい女性だ。
やはり出身は大連。だから羊肉串焼きなどのメニューがあり、味付けも普通の広東料理とは少しちがう気がするのだ。
壁に忘年会、新年会受付中とあったが、大人数の客が来たら、この人員でこなすことは難しかろう。遠い大阪で頑張っているのだから成功して欲しいのは山々だが。
カウンター内に(つまり視界に入る)モップを逆さにして立てかけていたが、イヤな客に対するまじないでないとすれば、あれは食欲の邪魔をするので仕舞った方がいい。わが同胞は見た目ってのに弱い。
中華料理「祥来」 高槻市京口町
あれは四川ぢゃありませんでしたよね。どちらかというと日本的な解釈の中華でしたが何食ってもそこそこね…。よく入ってたような気がしましたが、経営は不振だったということでしょう。客が来た時、テイクアウトで買いに行ったこともありました。紹興酒にザラメ、よくついてきましたね~。酒の専門家に言うのもなんですが、あれは「うちの酒は出来が悪いので、どうぞ砂糖を入れてお飲み下さい」といった謙譲の意味なんですね。ボブさん、地元洋食も困ってるんです。