今でこそ石臼自家製粉で、打ち立て、茹でたてを食べさせる蕎麦屋は増えましたが
20年前には関西にはほとんど数えるほどしかなかった。 驚くほどの変わりようです。
それまではうどん・そば両方あり、大半は機械打ち。一度茹で置きされた麺を、
注文が入ってから、さっと茹で直す店がほとんどでした。
蕎麦の前に、ちょっとお酒をいただく。
そんな文化も根付くようになったのはまだ最近。
酒と蕎麦は昔から引き合うものとされてきました。
反対にどうも大阪のうどんと酒は余り合わない気がしてなりません。
だし(つゆ)の具合なんでしょうね。
二八蕎麦なんていいますが、なぜかご存じ?
8割の蕎麦粉に2割の小麦粉を加えて喉越しをよくするからと言います。
一方、江戸時代、長らく16文という価格が続き、2×8=16 から来てる気もいたします。
蕎麦はルチンが含まれ、血管を強くする。 ダイエットにもいいなどなど・・・
蕎麦ってのは話の種が尽きない食べ物ですな~。
NHK文化センター今月の講座は 「蕎麦チョイ通入門」。
ミシュラン星付きの蕎麦店で、ふだんは見ることのできない主人の蕎麦打ちを
実際に拝見しながら、蕎麦文化の神髄にチョイとふれていただきます。
北区老松町の名店「なにわ翁」の3代目、勘田拓志さんの蕎麦打ち。
師匠高橋邦弘氏ゆずりの、妥協のない、生真面目な蕎麦で定評のある店です。
通常、公開していない蕎麦打ち。木鉢~のし~切り の作業を包み隠さず見せてもらいながら
蕎麦の生態、歴史、そして食べ方などにこだわってみたいと思います。
チョイと通になって、日常の蕎麦席での知ったかぶりネタに使うなんてのも一興ですぞ。
(度が過ぎるとキラわれます)
もちろん、打ち立ての蕎麦を二種類など、お楽しみ頂こうと思って準備しております。
この際、日本酒と蕎麦との相性をお試しになるのもいかがでしょうか。(お酒は別料金ね)
弁士は不肖、私。 毎度冷や汗かきかき、ご案内役を努めさせていただきます。 ではお会いできることを。
6月27日(水) 「蕎麦チョイ通入門」 13:30~16:00 (お勤めの方は来にくい時間帯ですいません)
たぶん淀屋橋駅上、集合。 受講料一般 3465円(会員 3150円) 食事代別途 2500円まで。
お問い合わせ・お申込み NHK文化センター 梅田教室 06-6367-0880
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