フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ドレスデンへ マイセンを訪ねる

2012-07-01 | ドイツ旅行

今日でベルリンを離れてドレスデンへ向かう。ベルリンの地下鉄の路線図がわかってきたので、ベルリン中央駅へは、問題なく到着。1番ホームのEC173号に乗車。ところがこの列車は、指定席がある国際列車だ。

指定席を予約していないので少し迷ったが、適当に空いている席に座る。 さまざまなクライネガルテンが車窓から見える。2時間少し乗るとドレスデンに着いた。

駅のインフォメーションで市内の地図をもらい、宿泊するホテルへの行き方教えてもらう。ドレスデンの市内交通の足はトラムだ。地下鉄はない。 エルベ川の水運で発達したドレスデンは、16世紀以降はザクセン王国の首都として繁栄した。第2次世界大戦で破壊されたバロック様式の壮麗な建物が、少しずつ再建されていて、驚くほど美しい。 駅ポストプラーツ駅までトラムを乗り、そこからホテルはすぐだ。ホテルのチェックインの時間には早いので、荷物を預けて、マイセンへ行こう。

その前に駅前のファーストフード店で昼食を食べる。 ジャーマンレイルパスは1日単位なので、今日中にマイセンへ行っておくと交通費が助かる。 ドレスデンからSバーンに乗って30分ほどでマイセン駅に着いた。 そこから、エルベ川にそって、旧市街地区を目指して歩く。このころから雨が降り出してきた。エルベ川の向こうにアルブレヒト宮殿とゴシックの大聖堂が見える。

 

街の中心マルクと広場にやってきた。カフェやレストランが立ち並んでいる。

広場の中央にインフォメーションがあるので、そこから、マイセン磁器工場への道を教えていただく。

石畳の道は歩くと足にこたえる。15分ほど行くとマイセン磁器工場に着いた。建物の内部には、ショップとミュージーアム、それにワークショップがある。日本語の解説ヘッドフォーンがあった。ワークショップの作業工程の説明を受ける。 足で轆轤を回しながら形を作る工程、

人形の各部の形を継ぎ合わせる工程、

1回目の絵付け工程、 

2回目の絵付け工程など

実に細かい作業がある。 ミュージーアムにはマイセン磁器のさまざまな作品が展示されていた。

 

 

磁器工場を後にしてマイセン・トリビッシュタール駅まで歩く。雨脚が強くなってきたのがつらいところだ。この駅は無人だ。ドレスデンに戻り、歩いてホテルまで帰る。

ホテル近くのレストランで夕食を取った。  夕食は、私たちの口にあうイタリアンにする。熱々のトマト味のニョッキは、マッシュルームによく味が滲みていておいしい。7時過ぎにホテルの部屋に入る。今日もよく歩いたのでかなり疲れた。入浴後すぐに就寝する。