フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

久しぶりのフルートは、困った音がして

2012-05-09 | 趣味

 八ヶ岳の雑木林越しに、南の空に月がかかっている。夜が明けてくると、雲が多い。外気温7度、室温16度、湿度35%。

午前中は、KITAHOさんからいただいた苗を植えたり、野菜苗の整理をする。庭にポツンと1本だけチューリップが咲いている。以前ズラッと咲いた時は壮観だったが、さすがに寂しさを感じだ。


今日は、趣味悠々の日だが、私のフルートレッスンは日程変更となり、妻が陶芸工房へ一人で行った。雨になったので、ラトル・ウィーンフィルのCDを聴く。ベートーヴェン交響曲No2は、新鮮な感じ、NO5は、「運命」という通俗表題では、収まりきらない曲であることが、最近分かってきた。聴けば聴くほど、聴きたくなる曲だ。

その後、フルート練習をする。1週間ほとんど練習していなかったので、調子が悪いので困ってしまった。フルートがぐらつくし、ブレスがしんどい。「毎日の練習」NO10のアルペジオが、鳴らないのに驚く。各調のスケールとアルペジオもひどかった。アルテ24課「ターン」NO2の練習曲のあたりから、少し戻ってきた感じだ。やはり、フルートの練習は、少しの時間でも毎日やらねばならない、と言うことを痛感した。

そうこうするうちに妻が陶芸工房から戻ってきた。今日は25センチの大皿に模様を入れる作業。

 

それに、前回作った小鉢8客の底の削り作業をやって、完成したとのことだ。


裏の畑でポチが唸る。畝作り完了

2012-05-08 | 

八ヶ岳清里の雑木林は、春霞がかかったような陽気なった。外気温3度、室温17度、湿度33%。

今日は昨日買ってきた鶏糞4袋と苦土石灰1袋を畑に鋤き込み、畝を作る作業。早速地元のAさんが、耕運機ポチを持ってきてくれた。

先ずは、畑1面に、鶏糞と苦土石灰を播く。その後、ポチのエンジンを全回転、それらを鋤きこんでいく。どんどん耕していくので、気分がうきうきして楽しくなってくる。妻も大張りきりだ。耕運機の扱い方は大分慣れたとはいえ、方向転換するのが難しい。最初は東西に耕し、次は南北に耕す。これで畑全体がふかふかになるし、凸凹がとれて、全体が平坦になってきた。


それが終わると今度は畝と畦を作る。畝はマルチの90センチ幅とする。畦はポチが通れるように70センチ幅とする。テープで目印をつけてから、畝を作る。地元のAさんからは、「畝は高くする必要はないよ」と指導を受ける。盛らないで、土を均しておくだけでいいので、実に楽ちんだ。畝作りは昼までに出来上がった。大分まだ畑地が余っているが、一応苗を植えてから、どうするか考えることにする。

午後はKITAHOさん宅を訪ねる。眼前には圧倒的な迫力で甲斐駒ケ岳、鳳凰三山が迫っている。山野草が見ごろを迎えてきたのでお越しくださいとのこと。伊豆天城シャクナゲがほころび始めていた。足元にはサクラソウ、ラショウモンカズラが立派な花をつけている。デッキの横には、新たにしつらえた巨大なフェンスに、バラ「ニュードン」
が、どんどん勢いよく新芽を出してきていた。それ以外にも集められている原種バラが元気だ。中には7000万年前と言われる本当のバラの原種もあるから驚きである。しばらく楽しい花談義をした後、お土産に、採りたての新タマネギを始め、花苗などをいただいた。


 


巨大になるバラ ポールズ・ヒマラヤン・ムスクがやってきた

2012-05-07 | 人々との交流

八ヶ岳清里の雑木林は今日も、いい天気になった。ただ、冷え込みが厳しく、朝5時の外気温は0度だった。遅霜が心配される。

10時過ぎ、KITAHOさんがやってきた。昨年から大事に育ててくれた、バラ苗2本を持って来てくれたのだ。巨大に育つ「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」と「ナニワイバラ」。

最初に、庭を見ていただくことにする。KITAHOさんからいただいた名札に庭のエリアの名称を書いて立てかけておいたのを見ていただく。「字がいい」と褒めていただくと、製作者の妻は喜んでいた。

その後、花や庭づくりの話、白馬岳の遭難、旅行の話などに花が咲いた。KITAHOさんはなんでも物知りなので、話が実に楽しく、なるほどと頷くことしきりだ。昼過ぎにKITAHOさんが帰られた後、いただいたバラ苗を植える。

巨大に育つ「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」は、南側「ハーモニーの庭」の日当たりのいいところに植え付ける。何しろ10メートルには育つと言うバラだ。どうなるかわからないが、広いところが良さそうだ。

もう1本の「ナニワイバラ」も、大きく育つバラというのでは負けない。ポールズからは5メートルほど離して植えた。

このエリアは、クラブアップルやブルーベリーの果樹を植えているところなので、それらと、どのようなハーモニーを響かせてくれるか、これからが楽しみが、また一つ増えた。


五月晴れのもと、耕運機「ぽち」で畑を耕す

2012-05-05 | フルート

八ヶ岳清里の雑木林の向こうには、今日も青空が広がっている。外気温7度とやや肌寒い。早朝は山々に雲がかかっていたが、それも直ぐに消えて、雪をいただいた山々がよく見える。庭のヤマザクラが昨日の暖かさで、急に満開になった。

昨日の後片付けをしていると、地元のAさんからテレが入った。「今から耕運機を畑にもって行くので、教えてあげるよ」とのこと。ヤンマーの「ぽち」は手で押すガソリンエンジン式の小さな耕運機だが、パワーはある。Aさんからエンジンの掛け方、チョーク、アクセル、クラッチ、などを教えていただき、実際に使っていただいて操作の仕方を教えていただいた。

「やってみるかい」とハンドルを手渡された。最初に、畝の山を耕していく。横に耕すと今度は縦に耕す。端まで行った耕運機を方向転換するときがポイントだ。

機械を持ち上げ、土からローラーを外して方向転換すると楽なのだが、それがなかなか上手く行かないので苦労した。妻も交代して耕運機を動かした。

途中で機械が故障するというハプニングが。早速Aさんは、狂っていたスターターとチョークの調子を治すと、直ぐに快適動き出した。


縦、横に耕してからもう一度縦に耕すと、畑はふかふかになった。Aさんからは、肥料のすき込み方、マルチの張り方、モロコシの種の蒔き方などを教わって、今日の畑作業は終了。「ぽち」は小さいとは言えパワーがあるので、運転すると、二人とも結構疲れてしまった。次は、肥料を鋤き込み、マルチを張る作業だ。今年はどんな野菜を育てようかな。

 

 


五月晴れの八ヶ岳の雑木林に歓声が響く

2012-05-04 | 人々との交流

台風一過のような、爽やかな五月晴れのもと、定刻の午後0時、ガーデンパーティ参加者が次々と集まってきた。各家庭からもってきていただいた美味しい料理がテーブルに並べられたところで、「かんぱ~い」となる。

1年ぶりの再会だ。今年初めて参加していただいた人たちもいる。肩の凝らない集まりなので直ぐに打ち解けて楽しい会話が始まる。

焼き鳥や太平洋からの干物が美味しい香りを漂わせているバーベキュー。

今年もかどまさんは特製の「ダッチオーブン」を作ってくれた。豪快に野菜や肉を鍋に入れクミンを効かせる。

料理を食べながら近況を報告がはじまった。人数が多いので、小一時間はかかっただろうか。

その後は第2部の「ミニコンサート」。鈴木先生ご夫婦のフルート演奏だ。100曲ぐらいの曲集から皆さんの好きな曲をリクエストしてもらい、その曲を演奏するというもの。「黒い瞳」「テイクファイブ」「波浮の港」などさまざまの曲が12、3曲あっただろうか。

続いて、チャミさん(鈴木夫人)とYさんのフルートドュエットで「見上げてごらん夜の星を」。

 

その後、私と、Kさんのフルートドュオで「コンドルは飛んで行く」など、Kさんのソロで「バスク」の素晴らしい演奏を聴かせていただいた。

「ミニコンサート」が終わってからは、デザートの時間。Yさんが作ってくれたフルーツポンチ、チーズケーキ、パウンドケーキで締めくくった。

チーズケーキがしっとりと美味しい。名残惜しいが、これをもって、今年のガーデンパーティはお開きとなった。


また来年会いましょうと声を掛け合って、皆さん三々五々帰路についた。

皆さんが帰ってから、原村「カントリーホーム」のMさんとKガーデンのN子さんが残ってくれて、後片付けを手伝ってくれた。折から雨が降り出してきたので、お二人の心遣いは大変ありがたかった。