フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

少しの風にゆらゆら揺れる ツリバナ

2017-09-15 | アダージョの森
庭の西側から南側に沿ってぐるっと、用水が流れています。
湿ったところが好きなツリバナが、その用水路に沿って8本自生しています。
春に咲いたあの小さな花が赤い実になりました
少しの風でもフラフラ揺れるツリバナ。
(ちょっと写真がボケてしまいました。)
 
 
ツリバナの紅葉がそろそろ始まりました。
 
 
今年は風がものすごく強く吹く日が何度もあり、ツリバナの実が、よく落ちました。
 
 
そのため、これからという時期に、ぶら下がっている実の数が少ないので残念でなりません。
 
 
実は5つに割れて赤い種が出てきます。
 
 
 
ツリバナ
ニシキギ科 ニシキギ属
学名:Euonymus oxyphyllus

秋というと欠かせない花 コスモス

2017-09-14 | アダージョの森
秋桜~コスモス
秋なので、この花はやはり欠かせませんね。私の庭の南側は畑になっていて、そこにコスモスが咲いています。
コスモスは夏の暑い時から咲くのですが、このごろになるとコスモスは木質化して堂々とした木になっています。
 
 
周りは真っ白な蕎麦の花が一面に咲いています。
 
ジャガイモを掘り起こすのが遅くなったので、大根の種まきも遅くなってしまいました。
「おでん大根」という面白い大根の種を播いて。どうなるかな?
 
 
♪ 薄紅の秋桜が秋の日に~ ♪
さだまさしの「秋桜」を改めて you tubeで聴きました。
ギターの響きがいいな。語り掛けるような歌い方にも味がありますね。

 
 

「地上に降りてきた月のような花」 キレンゲショウマ

2017-09-13 | アダージョの森
庭のシャドーガーデンでキレンゲショウマ(ユキノシタ科)が咲きました。
 
 
 
レンゲショウマと隣り合わせで咲いています。
レンゲショウマ(キンポウゲ科)に似た黄色い花ということですが、ほとんど似ていないですね。科も違います。
属名が、日本語のキレンゲショウマそのままの「Kirengeshoma」という貴重な花です。
 
 
キレンゲショウマは、宮尾登美子の小説「天涯の花」で紹介されましたが、四国剣岳の山深いところで自生しています。
剣神社には
「さわやかな月光の花は凛として気高い」
との宮尾登美子の文学碑があるそうです。地上に降りてきた月のような花なんですね。
 
 
ふっくらと丸みのある黄色い花は、気高く、「純朴さを備えた純粋さ」を持っています。
しかもうつむき加減に咲くのでいじらしいですね。
 
 
 
今年は強い風が吹く日が多かったので花ごと落ちてしまいました。
 
 
キレンゲショウマ
 ユキノシタ科 キレンゲショウマ属
 学名:Kirengeshoma palmata

森のキノコたち

2017-09-12 | アダージョの森
庭の東側と北側は落葉樹の森になっています。
雨が降って森が湿るとそこら中から色んなキノコがにょきにょき出てきます。
不勉強のため、全く名前がわかりませんが、一つだけはっきりしているのはタマゴタケです。
白い卵のような外被膜が卵に似ていますね。


このどぎつい色を見ると毒キノコかと思いましたが、実は食べることができ、美味しいので道の駅などでも売られています。


といっても、私は何故か、食べずにいますが・・。
 
タマゴタケ以外のよく見るキノコですが、食べることができるキノコがあるかな。







秋の森の妖精 レンゲショウマ

2017-09-11 | アダージョの森
春の森の妖精がカタクリなら、秋の森の妖精はレンゲショウマでしょうか。
 
 
 
透き通るような白色と気品のある紫、わずかな風でも揺れる儚げな姿、いつもうつむき加減な慎ましさ、
それでいて、何とも言えない妖艶な空気が漂っています。
 
 
鬱蒼とした森の中の薄暗いところで咲いているかと思えば、意外や日差しの強いところでも咲いています。
 
 
最初のころは苗を購入しましたが、最近では、少しずつこぼれ種で増えるようになってきたのが嬉しいですね。
 
 
花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)と名がつけられました。
 
 
日本特産の1属1種の花として貴重です。
 
 
 
レンゲショウマ(蓮華升麻)
キンポウゲ科 レンゲショウマ属の多年草。
日本特産の1属1種の花。
学名:Anemonopsis macrophylla