みやこ川に涼風至る慰霊の夕べ
みんなで捧げる平和の 灯 と 心 ☆☆☆
日 時 平成20年8月3日 (日) 午後6時30分 ~ 7時30分
場 所 本町公園及び都川 (千葉市中央区本町3丁目)
主 催 第17回 灯籠流し実行委員会
この度、多くの関係者が一同に集い「千葉市の灯籠流し」がしめやかに執り行われました。
秋川雅史さんが歌う 「千の風になって」 が流れる中、遺族の皆さんは犠牲になりましたお一人お一人をお偲びして静かに都川に灯籠を流しました。
「千葉空襲」は第二次世界大戦中、アメリカ軍により行われました千葉市に対する空襲のうち、1945年昭和20年6月10日と7月7日(七夕空襲と呼ばれています)
のものを一般的に指すそうですが、戦後半世紀を経過し、被災者の高齢化や歴史の風化などによって、同空襲のことを知る人も減少していると思われます。
その想いは
哀悼の「靖国の家」の標識も語るも今や知る人少なし と淋しく詠みました。
私の父はレイテ湾に眠っておりますが、多くの市民は火の粉を払いながらこの都川に身を投じたと聞いております。
犠牲になりました多くのみ霊をお慰めするために毎年この行事が行われております。
ご高齢の靖国の妻のお方のお姿を拝見して未熟な歌ですが
戦死せし夫のみ霊を灯籠に流して媼凛と立ちをり
靖国の妻のお方の平均年齢は90歳を超えました。
昨今、目、耳を覆いたくなるような悲しい報道が後を絶ちませんが、命を大切に生きて欲しい 心から願う戦争犠牲者の一人です。