千葉実年大学校 歴史倶楽部 平成17年 5月度定例会
開催日 平成17年5月21日
参加者 55名
集合地 JR佐倉駅 9時集合
先ず国立歴史民族博物館へ
国立歴史民族博物館見学は1時間半にアッという間に集合時間に残念!
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武家屋敷 旧河原家・但馬家・武居家
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麻賀多神社 佐倉城鎮守の社
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旧堀田邸(さくら庭園)
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佐倉順天堂記念館へ
旧佐倉順天堂 千葉県指定史跡 昭和50年3月28日指定
順天堂は、長崎に遊学後江戸に蘭医学塾を開いていた蘭医佐藤泰然(さとうたいぜん)が佐倉に移り住み、天保14年(1843)に開いたオランダ医学の塾です。
ここではオランダ医学書を基礎としながら、当時としては最高水準の外科手術を中心とした実践的な医学教育と治療が行われ、その名声により幕末から明治にかけて全国各地から多くの塾生が
参集しました。
泰然の養子佐藤尚中(たかなか)、山口舜海(やまぐちしゅんかい)は、長崎でオランダ軍医ポンペに学んだ後、系統的な医学教育をとり入れ、ここで学んだ塾生の多くが明治医学会において
活躍しました。
明治時代になると佐藤尚中は新政府から大学東校(現東京大学医学部)の最高責任者として招かれた後、御茶ノ水に順天堂医院を開業しました。
一方、佐倉の順天堂は養子佐藤舜海、岡本道庵(おかもとどうあん)が受け継ぎ、佐倉順天堂として医療活動を続けました。
現在残っている建物は、安政5年(1858)に建てられたものと、その後拡充された施設の一部です。
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甚大寺(堀田家墓所、佐藤泰然・尚中墓所)
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京成・JR佐倉駅 解散
天候に恵まれ、顧問の先生から頂きました資料、現地ボランティアの方の楽しい説明に8km2万歩の行程に心地よい汗を流しながら新しい発見に有意義な時間を過ごす事ができました。
会長様を初め、役員の皆様に御礼を申し上げます。有り難うございました。