実施日 平成30年10月29日(月)素晴らしい秋
参加者 男子・女子各3名の友人
ガ イ ド 木暮様(猿島公園専門ガイド協会)
(この度の幹事のN様より)
今回はガイドの木暮さんに島一周の案内をお願いしました。ベテランのガイドさんで、江戸時代の台場、太平洋戦争時の猿島を案内頂きました。
また、昭和初期東京湾内に防衛の為3ヶ所(現在残っているには2ヶ所)に台場を作ったことの説明がありました。現存しているようですが海図には記載なしと。
猿島ガイドは90分間、猿島に生息する草花・蝶々・樹木、砂鉄遊びも楽しむことができました。
猿島のご紹介 https://www.tryangle-web.com/sarushima.html
【行 程】
1)往 路 千葉発(大船行き) 9:07 → 品川 9:58着、京浜急行乗換 10:10発 → 京浜急行・横須賀中央駅 11:00着
2)昼 食 11:00~12:00(横須賀中央駅周辺) → 三笠桟橋への移動時間約15分
3)行き乗船 三笠桟橋発 12:30 → 猿島着 12:40
4)猿島観光 ガイド時間 12:40 ~ 14:10頃 (90分)
5)帰り乗船 猿島発 14:45 → 三笠桟橋着 14:55 (下船後、三笠桟橋周辺の海鮮市場・横須賀中央駅周辺のお店散策)
6)帰 路 横須賀中央駅発 16:00頃 帰路所要時間 2Hr → 千葉駅着 18:00頃 (※万歩計は1万893歩を記録してくれました。)
猿島公園専門ガイド協会冊子より
猿島に近づきますと白い岩が目立ちました 猿島公園専門ガイド協会冊子より
桟橋では猿のゲートがお出迎えでした 島内の掲示版より撮影
今も使われておりますことに詳しく説明を頂きました
島内には緑深い木々の中、旧軍施設であるレンガ積みの美しいトンネルや砲台跡が残り、ちょっとした探検気分が味わえます。
この砲台跡は平成27年3月に国の史跡に指定されました。(冊子より)
勾配がきつい場所もあるので、仙人杖をお借りしました(無料) 100段の階段を上って探検開始
見学者のために歩道が整備されましたと(手前の写真は以前の歩道) 石垣に囲まれた塁道を歩く
猿島の石垣 左右の高さが違うのは、戦争で片側だけが崩れてしまったからと
中央の茶色の部分は終戦後の武装解除のために上陸した連合軍が威嚇発砲した痕ですと
要塞の「切通し」を歩く 上を見上げますと木々のツタが絡まりあうように丸く空を覆い幻想的な雰囲気です
この「切通し」はかつて軍隊が使用していたものだそうで、高さ5~6mの壁ができるよう山を切り開き、空から軍が発見されないよう道を作ったのだそうです。
切通し沿いには実際に使われていた兵舎や弾薬庫などがそのまま残っています。
レンガの長手と小口を交互に積むのがフランス式のレンガ積み
幕末から明治初期にかけては、フランス式のレンガ造りやレンガ積み技術が使用されていましたが、明治20年代以降、イギリス式のレンガ積み(レンガを長手だけの段と小口だけの段で一段おきに積む方式)が圧倒的に数を増し、フランス式の建造物は徐々に減っていきました。フランス式で造られた猿島要塞は今では大変貴重なものだそうです。
弾薬庫入り口 ガイドさんに鍵を開けて頂き、中の「落書き」「揚弾井」等が見学できました
弾薬庫内部、弾薬庫歩哨の監視窓。当時はガラスが嵌められていた管理がされていなかった頃の「落書き」が残されていました。島に電灯が無かったため、窓枠下の二箇所の丸い窪み蝋燭を置いたと
弾薬庫の隅には、真上にある砲台へ砲弾を運ぶためのたて穴があった。 「揚弾井(ようだんせい)」の滑車の説明を頂きました
「揚弾井(ようだんせい)と呼ばれ、井戸のように滑車を利用して引き上げるんですよ」と。
いよいよトンネル探検へ トンネル探検が終わって出口からトンネルを写す
砲台跡が出現。大きな大砲を360度、回転させられるスペースで、島の北側に位置するこの付近には3台の砲台跡があります。こちらはまるで、UFOの着陸跡のよう。
ここから飛来する飛行機を狙っていたそうです。命中するとは思えないと…。
幸いにも美しい「アサギマダラ」に出合いました
渡舟が着岸した目の前の砂浜を「砂鉄の浜」と呼んでいます。この砂浜は砂鉄を多く含んでいて砂鉄遊びを楽しむことができます。
この砂浜で乗船までのひととき木暮様の素敵なアイデアを楽しみました。
「おみくじ」を1枚頂いて砂鉄をふりかけ、砂鉄を落としていきましたら最後は「大吉」の文字が現れ素敵な旅の思い出になりました。
素晴らしい秋 に恵まれました一日、ガイドさんの木暮様の説明を頂きながら仲良しグループの皆様と初めての「猿島砲台跡」見学の旅を楽しみました事に、この度の実施にあたり綿密な
計画を立ててガイドさんとの確認などにご尽力を頂きましたN様に改めて御礼を申し上げております。
今後も皆様と親しくご一緒させて頂けますように健康管理に努めてまいりたく思っております。
N様をはじめ、皆様お世話になりましてありがとうございました。
この度の「猿島」見学の旅に毎日多くの皆様にお訪ね頂いておりますことに御礼を申し上げます。
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おかげさまで12首の思い出の短歌を詠むことができましたので保存いたしました。