和 紙 の 里
福井(越前今立 和紙の里通り) 福井(越前今立 紙の文化博物館 川上御前)
福井(越前今立 卯立の工芸館 紙漉) 福井(越前今立 紙の文化博物館 貳拾円札)
川上御前のおはなし
岡太川上流にひとりの美しい女性があらわれ、「この村里は、谷あいで田畑が少なく暮らしにくいところです。
しかし、水清らかな谷川と、緑深い山やまにめぐまれています。
紙漉きを生業とすれば、生活も楽になるでしょう」と、紙の漉きかたを教えてくださったという。
よろこんだ里びとが。「どなたさまですか。」とたずれると、「岡太川の川上に住むもの。」と答えて、立ち去られたとという。
以来、里人たちは、この美しい女性を川上御前と崇め、紙祖神として岡太神社に祀ったのです。
千五百年前に創建された「岡太(おかもと)神社」全国で唯一の紙祖神として祀ってあり、大正12年(1923)は大蔵省印刷局抄紙部に川上御前の御分霊が奉祀された
今でも和紙の里として、神社参拝、紙の文化博物館、卯立の工芸館などを訪れる人が多い
福井県越前市(旧 今立町)にて